株式会社インターネットインフィニティー、セントワークス社を子会社に
この度、株式会社インターネットインフィニティーは、取締役会においてセントワークス株式会社(以下、セントワークス社)の株式取得を決定し、子会社化することを発表しました。この動きは、介護業界の問題解決を目指す中で、特に2025年問題と2024年問題に対する実効性ある対策の一環と位置付けられています。
子会社化の背景
グループのコーポレートスローガンは「健康な未来」。それに基づき、インターネットインフィニティーは「創意革新と挑戦を通じた超高齢社会における課題解決」を重要なミッションに掲げています。介護業界で直面する2025年問題は、団塊世代の高齢化により要介護者が急増することから、特に重要な課題となっています。このため同社は、リハビリ型デイサービス「レコードブック」を中心に事業を展開し、健康寿命の延伸を目指しています。
しかし、2040年に向けても介護施設における従事者が不足する懸念が浮上しています。これに対処すべく、インターネットインフィニティーは中小規模の介護事業者向けにデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションの強化を進めています。このDXソリューションは、ソフトウェア導入や業務効率化を通じて、介護事業者の経営を総合的にサポートすることを目指しています。
セントワークス社の役割
セントワークス社は、介護事業者向けの経営支援システムを提供し、特に中小規模の事業者から寄せられるニーズに応えたシステム開発に注力しています。業界に精通した開発力を有し、経営を支援するプロダクトを多数揃えています。今後、同社の製品はインターネットインフィニティーのDXソリューション事業の中核として活用され、さらなる事業展開が期待されます。
株式取得の詳細
この株式取得の相手先であるセントケア・ホールディング株式会社は、東京証券取引所のプライム市場に上場しています。また、取得株式数や価額に関しては、第三者の株式評価に基づいて決定され、公正で妥当とされています。今後の業績への影響は軽微であると見込まれますが、もし重大な事象が発生した場合は速やかに情報を提供する方針です。
未来への展望
インターネットインフィニティーは、セントワークス社を子会社化することで、介護業界の各種課題に対処し、さらなる企業価値の向上を目指す考えです。2040年問題に備え、効率的な介護サービスの提供を通じて、持続可能な社会を実現するために邁進するでしょう。今後の展開には、大いに期待が寄せられています。