神奈川県が介護事業所の課題解決に向けたロボット開発企業を募集
神奈川県が推進している「さがみロボット産業特区」との連携により、生活支援ロボットの実用化および普及が進んでいます。この度、県は介護事業所が抱える特定の課題を解決するためのロボットやICT機器の開発企業を募集することを発表しました。これにより、介護の現場における労働負担軽減や高齢者の生活の質向上を目指します。
募集の概要
応募を希望する企業は、介護事業所のニーズに即した介護ロボットやICT機器の改良を行う企業となります。具体的には、以下のポイントが重要です。
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対象者: 各介護事業所の課題を解決するロボットや ICT機器の開発を行う企業。
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募集期間: 令和6年9月12日(木)から10月11日(金)まで。
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選定方法: 外部有識者による審査会でのプレゼンテーションを経て、開発企業を選定予定。ただし、応募状況により書面審査に変更されることがあります。
具体的な課題と支援内容
県が選定する介護事業所およびその課題は、別紙で詳述されています。この募集では、具体的な製品や開発の方向性を持っている企業が特に歓迎されており、実際の介護現場におけるニーズに直結する解決策が求められています。
また、県は開発に要する経費の一部として、最大750万円(税込)を支援します。この支援は、介護ロボットや ICT機器の改良に際しての大きな助けとなるでしょう。
参加方法・詳細
詳細な情報は、神奈川県の公式サイトで確認できます。オンライン説明会も開催される予定なので、関心がある企業は参加を検討してください。
情報は以下のURLにて提供されています:
神奈川県介護ロボット産業特区の詳細。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、神奈川県産業労働局産業部産業振興課までご連絡ください。担当は課長の髙橋で、電話番号は045-210-5630です。
また、さがみロボット産業特区グループの星野にもお問い合わせが可能で、こちらの連絡先は045-210-5650です。
この機会に、介護事業におけるロボット利用の推進に参加するチャンスを掴みましょう。