ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の大阪公演が織田信成をスペシャルプレゼンターに迎えて開催

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』大阪公演の魅力

ブロードウェイの人気ミュージカル『キンキーブーツ』が、2016年10月5日から30日まで東京の東急シアターオーブ、11月2日から6日まで大阪のオリックス劇場で来日公演されることが決定しました。この公演のスペシャルプレゼンターとして、元フィギュアスケーターの織田信成さんが選ばれ、その就任会見が8月1日に関西テレビで行われました。

会見には、ドラァグクイーンであるfoxy-oさんも登場し、彼女の華やかな衣装で舞台を彩りました。織田さんは、「20年以上のフィギュアスケート人生の中で、こんな衣装を身にまとったことはなかった」と語り、まるでロックスターになった気分だとも。彼は、この公演を通じて『キンキーブーツ』の魅力を関西エリアの人々に広めたいと意気込みを示しました。

グルーヴ感満載の楽曲

『キンキーブーツ』の見どころは、なんといってもシンディ・ローパーが全曲を手掛けている点です。織田さんは「衣装も派手で、踊りも華やか。みんなで盛り上がれる親しみやすい内容」と説明しました。会場には笑い声が響き、観客たちも期待感を抱いている様子でした。

また、彼は本場のブロードウェイから来る役者の体格に触れ、特に主人公ローラを演じるキャストが身長190cmであることを強調。その迫力あるステージを目の当たりにすることで、観客も素晴らしい体験を味わえると自信を持って語りました。

文化や絆を描いたストーリー

このミュージカルは、父から引き継いだ靴工場が経営難に直面し、ドラァグクイーンの靴を作ることになった社長チャーリーの成長物語が展開されます。感動的なドラマの中で親子の絆や友情が描かれており、感情豊かな笑いや涙もあり、観客を魅了します。

foxy-oさんは「ドラァグクイーンはアメリカ文化の一部。今回の作品を通じて、その文化を知っていただけるのは嬉しい」と語りました。『キンキーブーツ』は、単純明快ながらも深いテーマを持つミュージカルで、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。