キリンが推進するフードロス削減プロジェクトの一環として新商品発売

キリンのフードロス削減への取り組みと新商品の魅力

近年、果物の生産現場では見た目や規格に合わない果実が大量に廃棄されています。この問題を解決するために、キリンビバレッジ株式会社が「モッタイナイ！を、おいしい！に。プロジェクト」に取り組むことになりました。その一環として新しく「キリン午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」が登場します。

この新商品は、長野県と青森県から産直された「ふじりんご」を使用しています。本プロジェクトでは、廃棄予定の美味しい果実を有効活用することで、約3.9トンのフードロスを削減することを目指しています。さらに、製品の販売ごとに1本につき1円を日本の農家支援に充て、農家が直面している課題への解決をサポートします。

プロジェクトの背景と目的

キリンビバレッジは、「午後の紅茶」というブランドで、日本における紅茶文化の創造を目指し、ずっと社会貢献に取り組んできました。2021年には熊本県の復興を願って「午後の紅茶 for HAPPINESS 熊本県産いちごティー」を発売し、全国のお客様の温かいサポートを受けてきました。2024年には「JAPAN BLEND & CRAFT」シリーズで地域の素材を組み合わせた商品を展開し、コミュニティの支援を展開してきました。

今回の「モッタイナイ！を、おいしい！に。プロジェクト」は、果実のフードロス削減を通じて社会全体をつなげ、人々に喜びをもたらすことを目的としています。私たちが日常的に消費することによって、農家さんや地域社会に貢献できるという仕組みを作ることを目指しています。

製品詳細

午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー

- 内容量: 400mlのペットボトル
- 発売日: 2025年12月2日
- 希望小売価格: 210円（消費税抜き）
- 味の特徴: すっきりとした紅茶と甘みが特徴のふじりんごの融合した、フルーティーな飲み心地が楽しめます。果汁は0.1％使用。
- パッケージデザイン: プロジェクトのコンセプトを反映したシンプルで視覚的に楽しめるデザインが採用されています。

農家の思い

長野県や青森県の農家からは、「このプロジェクトに参加できたことを光栄に思っています。私たちの努力が無駄にならず、多くの人に喜ばれることを願っています」といった声が寄せられています。フードロス問題を解決するための取り組みは、単に商品を作るだけでなく、農家の生活支援とも直結しています。

今後の展望

2025年を見据え、「午後の紅茶」は“紅茶の幸せを広げるブランド”として、持続可能な社会の構築に貢献することを誓っています。これからも全国各地の農家と連携し、美味しさと社会貢献を両立させる製品作りを行っていくことでしょう。キリンの「モッタイナイ！を、おいしい！に。プロジェクト」が、食の未来を照らし出すことを期待しています。