OmakaseとBITPOINTが提携、Bitcoinステーキング事業を強化へ

OmakaseとBITPOINT、Bitcoinステーキングで基本合意

株式会社Omakase（本社：大阪市西区、代表取締役：渡辺瑛介）は、SBIグループの暗号資産取引所BITPOINT（運営：株式会社ビットポイントジャパン、本社：東京都港区、代表取締役：田代卓）と、ステーキング事業に関する基本合意を締結しました。これは、企業間での重要な提携となり、Bitcoin保有者に新たな資産活用の機会を提供することを目的としています。

ステーキング市場の広がり

2024年には、米国でBitcoinおよびEthereumの現物ETFが認可される見通しで、これにより暗号資産市場への資金流入が加速することが見込まれています。特にBitcoin ETFはすでに金ETFに匹敵する運用資産額に達しており、今後の市場拡大が期待されています。また、米国のETFプロバイダーであるBitwiseが、M&Aを通じてステーキングサービスを開始する方針を発表しました。このような流れから、暗号資産におけるインカムゲイン手段としてのステーキングに対する関心も一気に高まるでしょう。

さらに、Babylonを利用することで、Bitcoinのステーキングが現実のものとなります。これにより、ステーキング市場の規模は約93兆円から392兆円へと拡大する見込みです。OmakaseとBITPOINTは、Bitcoin保有者がその資産を有効に活用できる環境を整えるために、Babylonを活用した新たなステーキングの実現に向けた取り組みを強化していきます。

Babylonを利用した新しい提案

Babylonでは、最大のProof of Work（PoW）ブロックチェーンであるBitcoinを採用し、Proof of Stake（PoS）ブロックチェーンのセキュリティを強化する「共有セキュリティ」が実現されます。これによって、Bitcoinの保有者は、資産を売却することなく、保有するBTCを利用して報酬を得る機会を得ることができるのです。この新しい機会が多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

Omakaseは2024年3月からBabylonとの提携に基づき、国内におけるBitcoinステーキングの普及を目指しています。この活動では、教育活動やブロックチェーンへのバリデータ参加によって、知見を深め、共有することを重要視しています。テストフェーズのPhase-1では、約60億円相当のBitcoinがステークされ、Omakaseは国内でのリーダーとなりました。

BITPOINTの取り組み

一方で、BITPOINTもステーキングを含めた暗号資産運用サービスの拡充に努めており、特にそのステーキングサービスは業界内で最高の年率を実現しています。多くのユーザーがそのメリットを享受しており、今後も新たな運用手段の導入に向けて試行を重ねる方針です。Babylon Phase-1には自己資金を用いて参加しており、来るべきInnovationに対応する準備をしています。

OmakaseとBITPOINTは共同でステーキング商品の設計や開発に取り組み、Babylonの正式ローンチであるPhase-2において商品提供を開始することを目指しています。この取り組みを通じて、Bitcoinの新たな活用方法を提案し、より多くのユーザーにステーキングのメリットを届けられるよう努力してまいります。

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