DV被害と支援を考えるシンポジウム2024
2024年11月16日(土)、龍谷大学深草キャンパスにて、
「DV被害とその支援を考える」シンポジウムが開催されます。今年で3年目を迎えるこのイベントは、DV被害の現状や回復支援について専門家や参加者が意見を交わす貴重な機会です。特に、DVが子どもたちに与える影響や、その支援のために私たちができることを考える場となります。
シンポジウムの概要
このシンポジウムでは、参加者がDV被害者の視点に立ち、特にその家庭にいる子どもたちが直面している課題や心理的影響について掘り下げていきます。暴力が日常となっている家庭環境は、子どもたちに計り知れない不安や恐怖をもたらし、離脱後もその影響は残ります。これらの問題をどのように支援し、解決へと導くのか、多様な視点から議論します。
講演者には、立命館大学の村本邦子教授が登壇し、基調講演では「DV被害とその支援を考える~そのとき子どもたちは~」をテーマにお話しします。村本教授は、DVや虐待を含むトラウマに関連する問題に広く取り組んでおり、その経験からの貴重な知見を提供してくれます。
パネリスト紹介
また、シンポジウムでは、村本教授を含む専門家たちがパネリストとして参加します。以下の方々が登壇します。
- - 北村俊樹さん(児童養護施設京都聖嬰会男子部主任)
児童養護の現場で多くの経験を積み、子どもたちの自立支援に尽力している北村さんは、現場のリアルな声を届けてくれます。
彼女はDV被害者の視点から支援策の構築について研究しており、その専門的な知識は非常に重要な示唆を与えます。
- - ファシリテーター齋藤佳津子さん(一般財団法人社会的認証開発推進機構専務理事)
齋藤さんは教育現場での経験を生かし、参加者が充実した議論を行えるように進行します。
参加方法と定員
今回のシンポジウムは、来場者30名、オンライン(Zoom)80名の定員で、参加費は無料です。申し込みは、特定非営利活動法人きょうとNPOセンターの公式サイトにて受け付けております。
このシンポジウムを通じて、DV被害の現実を知り、支援のあり方についての理解を深めることができるでしょう。関心のある方はぜひご参加ください。