RPAの大衆化を目指す「RaQubo」の誕生
株式会社デジタルワークスは、業務改善を進めるための現場主導型RPA「RaQubo(ラクーボ)」の提供を開始しました。RPA(Robotic Process Automation)は、企業の業務プロセスを自動化する技術として注目されていますが、従来のRPAツールは導入に際してさまざまな課題があり、多くの企業でその活用が進んでいませんでした。
RPAツール導入の課題
多くの企業がRPAツールを使えない理由としては、以下のような問題があります。
- - 専門人材の不足: 高機能なRPAツールの多くは、自社での開発と運用が必要であり、この技術を持つ人材が限られています。そのため、外注費用がかさむことが問題視されています。
- - 業務改善の優先順位: IT部門やプロジェクトチームは、業務ボリュームの大きな業務に優先的に手をつけるため、現場での小さな業務改善に目が向きにくいのが現状です。
- - 分断された情報連携: 業務を深く理解している現場の担当者とRPAを実装する担当者が別々になってしまうことで、コミュニケーションのコストがかかり、業務改善がスムーズに進みません。
RaQuboが解決する新たなアプローチ
こうした課題を踏まえ、デジタルワークスはより現場の声を取り入れたRPAツール「RaQubo」を開発しました。現場のユーザーが手軽に利用できるツールの普及を進めることで、細かな業務がより効率的に管理できると確信しています。
サービスの特徴
「RaQubo」の主な特長は以下の通りです。
- - 導入コストの低減: 月額5万円で2ライセンスを提供するというリーズナブルな価格設定。
- - 習得の簡便さ: 開発者の育成にかかる時間を大幅に短縮可能で、通常のPC作業と同様の操作で設定が行えます。
- - 豊富なサポート内容: 導入前には体験版利用やPOC支援、導入後には個別のWebトレーニングやサポート窓口を設けています。
利用方法と導入の流れ
「RaQubo」を利用するには、まず体験版を試すことができ、その後正式に契約する流れになります。初期費用はキャンペーン価格の10万円(通常20万円)で、契約は6ヶ月ごとの更新が必要です。2ライセンスが提供されるため、2台のPCで利用可能です。
デジタルワークスのビジョン
デジタルワークスは、RPAの普及を通じて業務の効率化を促進し、少子高齢化が進む日本における生産性向上に寄与することを目指しています。より多くの企業が業務の仕組化と自動化を実現することで、競争力を高め、働き方の選択肢を広げることが彼らの使命です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社デジタルワークス
- - 本社: 東京都品川区上大崎2-15-19 MG目黒駅前2F
- - 代表者: 代表取締役 平松朋之、倉内伸幸
- - 公式ウェブサイト: デジタルワークス
「RaQubo」は、今後の業務改善の鍵を握る存在となることでしょう。業務の効率化をお求めのあなたに、ぜひ一度試していただきたいです。