中小企業向けのIT活用診断サービスがスタート
一般社団法人IT顧問化協会は、2024年1月29日(水)より、中小企業を対象にした「IT活用適正診断」を開始します。このサービスは、わずか10分で自社のIT活用状況と課題を可視化できるもので、経営の改善を目指す企業にとって大きな助けとなるでしょう。
IT活用適正診断の具体的な内容
この診断は、業務に関する5つの項目(人事、経理、業務、営業、マーケティング)についての設問に回答することから始まります。回答をもとに、自社のITツールの活用度合いや導入環境が分析され、レーダーチャート形式で結果がレポートされます。得られた結果に基づいて、専門家(eCIOメンバー)から無料で提案や相談を受けることもできます。
中小企業におけるIT活用の現状
2020年4月から施行された働き方改革関連法により、中小企業は業務の効率化や有給休暇の取得、残業時間の上限を遵守する必要があります。この効率化を図るためには、業務フローの見直しとITの導入が不可欠です。実際、2018年の中小企業白書によると、「十分に活用している」と答えた中小企業は約55%に上ります。しかし、多くの企業では、IT化を進めるうえでの3つの大きな課題があります。これらは「コストが負担できない」「導入の効果が分からない、評価できない」「従業員がITを使いこなせない」とされており、これらの問題をも可視化することで、経営者が実感を持ってデジタル化を進められるようになります。
IT顧問化協会の使命
IT顧問化協会は、中小企業がITを活用して経営を向上させるための「経営にITを活かし、企業利益を上げる架け橋」となるIT顧問人材の育成を重要視しています。また、企業に対して中立的な立場から最適なITの利用を促し、売上と生産性の向上に寄与することを目指しています。
受付開始について
この診断サービスの情報や詳細は、IT顧問化協会の公式ウェブサイトにて確認できます。中小企業におけるデジタル変革が進む中で、ぜひ活用してみてください。経営者が抱えるITへの不安を解消し、実行に移す第一歩となることでしょう。
【お問合せ先】
一般社団法人 IT顧問化協会
〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目4-14 八重洲N3ビル8階
電話番号:03-4500-7365
メール:info@ecio.jp
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