ウイングアーク1stとenechainの協業、持続可能な社会実現への第一歩

ウイングアーク1st株式会社と株式会社enechainは、環境に配慮したビジネスを推進するために協業を開始しました。これにより、GX(グリーントランスフォーメーション)領域における人材育成を目的としたeラーニングサービス「gCamp」をウイングアーク1stが販売することになりました。具体的には、今後はenechainが提供するCO2排出量の可視化プラットフォーム「EcoNiPass」との連携を図る予定です。

日本政府は2050年までのカーボンニュートラル達成を掲げており、企業にはその達成に向けた具体的な行動が求められています。また、環境に配慮する企業が市場で支持される傾向が強まり、競争優位性を高めていることも注目されています。このような背景から、企業は政府の目標に基づいた戦略を策定し、実行する必要があり、国際競争力を確保するための脱炭素経営を推進するGX人材の育成が急務となっています。

ウイングアーク1stは業務処理を効率化する帳票・文書管理ソリューションや、データを活用した業務改革を促進するデータエンパワーメントソリューションを提供しています。その中でデータに基づく意思決定を支援し、企業がデータを活かしてイノベーションを生み出せる社会を目指しています。

一方、enechainは、電力から燃料、環境価値までを取り扱うマーケットプレイスを運営しており、あらゆるエネルギーの価値を交換することを使命としています。主力の卸電力の取扱高は累計2兆円近くに上り、グローバルなエネルギー価格の変動が日本の電力市場に与える影響を低減することに貢献しています。また、脱炭素事業として「JCEX(日本気候取引所)」とeラーニングサービス「gCamp」を展開しています。

両社の協業により、GX人材の育成からCO2排出量の可視化、さらにはCO2削減策の計画と実行に至るまで、一貫した脱炭素経営の支援体制が整うことになります。企業が持続可能な社会の実現に向けて具体的な行動を取るための強力なパートナーシップが築かれることが期待されています。

今後のウイングアーク1stとenechainの協業に注目が集まる中、両社は持続可能な未来に向けた取り組みを着実に推進していくことでしょう。

会社情報

会社名
ウイングアーク1st株式会社
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号六本木グランドタワー
電話番号
03-5962-7400

トピックス(経済)

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