Earth hacksとファミリーマートが手を組んだ新しい環境意識のカタチ

Earth hacksとファミリーマートの新たな協業

Earth hacks株式会社は、環境への配慮を大切にするライフスタイルを推進する企業です。この度、同社はファミリーマートと協力し、プライベートブランド商品のCO2排出量削減率を数値化した「デカボスコア」を導入することが発表されました。この新しい取り組みは、2025年6月10日から全国のファミリーマート店舗で始まります。

デカボスコアとは？

「デカボスコア」という名称は、Earth hacksが開発した独自の指標であり、製品やサービスにおけるCO2排出量の削減度合いを数値化するものです。これにより消費者は、どれだけ環境に優しい選択をしているのかを一目で理解できるようになります。支援を受けたファミリーマートは、この取り組みにより製品の環境負荷を明確に示し、消費者にとってわかりやすい選択肢を提供することを目指しています。

初の試みとなるファミリーマートの取り組み

ファミリーマートにおける「デカボスコア」の導入は、全国のコンビニエンスストアにおいて初めてのケースです。この取り組みは、環境配慮型商品の選択肢を広げ、より多くの人々に脱炭素について考えるきっかけを与える狙いがあります。

初回導入商品として選ばれたのは、「ファミマル新潟県津南の天然水 600ml」です。この水は、国土交通省の「水の郷百選」に認定された新潟県津南町から採水されたもので、硬度が17mg/Lと軟水です。さらにその容器は100%リサイクルされたペットボトルで作られており、環境に優しい商品です。

環境貢献を促進する新たなラインアップ

ファミリーマートは今後、「デカボスコア」の対象商品を順次拡大する計画を立てています。具体的には中食や衣料品などさまざまなプライベートブランド商品に展開し、消費者が環境に寄与する選択をしやすい状況を整えていく方針です。これにより、店舗での買い物体験を通じて自然に脱炭素ライフスタイルが促進されることを期待する声も多く寄せられています。

生活者共創型プラットフォームとしての役割

「Earth hacks」は、ただの環境ビジネスにとどまらない、生活者の選択をサポートする共創型プラットフォームとしての役割も担っています。同社は、脱炭素に関心を持つZ世代に向けてエシカルな商品やライフスタイルの情報を提供し、生活者が自らの生活に取り入れることができる内容を発信しています。また、企業との共創を促進する「デカボチャレンジ」などのビジネスコンテストも実施し、若者と企業の協力により環境課題に取り組む新たな道を開こうとしています。

代表取締役社長のビジョン

Earth hacks株式会社の代表取締役社長である関根澄人氏は、これまでに多数の企業のブランディングや商品マーケティングを任されてきました。彼のビジョンは、環境問題を生活者にわかりやすく伝え、日常の中に取り入れられる活動を推進することです。国際的な場でも講演を行い、著書を通じて広く情報発信をしています。

このように、Earth hacksとファミリーマートの協業はただのビジネスではなく、社会全体における環境意識の変革を促す大きなステップとなるでしょう。