SurpassOneがChatGPT導入
2023-04-06 14:35:18
AIが学習革命を起こす?問題集作成プラットフォーム「SurpassOne」がChatGPT導入で効率化を実現
AIが学習革命を起こす?問題集作成プラットフォーム「SurpassOne」がChatGPT導入で効率化を実現
学習サービス「SurpassOne」が、ChatGPTを導入し、大きな進化を遂げました。国家試験や資格試験、スキルアップのための問題集作成・販売・購入が可能なCtoCプラットフォームであるSurpassOneは、これまで講師が問題文、選択肢、解説を全て手入力で行っていました。しかし、この方法は時間と労力を要する上に、誤字脱字のリスクも伴っていました。
そこで同社は、高度な文章生成能力を持つChatGPTを導入。これにより、講師はChatGPTが自動生成した問題文を精査するだけで済むようになり、大幅な作業効率の向上を実現しました。ChatGPTが学習した膨大なデータから、多様な分野の問題文を生成できるようになったことで、様々な分野の講師がSurpassOneを活用できるようになっています。
問題文AI生成の具体的な流れ
問題文の自動生成は、SurpassOneのダッシュボードにある「AI生成」ボタンから開始します。30文字以内の指示を入力すると、ChatGPTが問題文、選択肢、解説を自動生成。講師は生成された内容を確認し、必要に応じて修正を加えるだけで済みます。例えば、「『漢検1級でよく出題される四字熟語の問題を1つ作成してください。』」といった指示を入力できます。
SurpassOneの今後の展望
SurpassOneは、ChatGPT導入による効率化にとどまらず、更なるAI活用を目指しています。現在、学習コンテンツの生成・編集に特化した独自のAIモデルの開発にも取り組んでおり、将来的には、より高度で効率的な学習コンテンツ作成環境を提供していく予定です。
SurpassOne株式会社と代表、宇野礼於氏
SurpassOne株式会社は、北海道大学大学院で神経科学、行動生物学を学んだ宇野礼於氏が2020年9月に設立したAITIT合同会社を前身としています。宇野氏はAWL株式会社でのエンジニア経験やフリーランスエンジニアとしての活動を経て、SurpassOneの開発に着手。2022年12月に社名をSurpassOne株式会社に変更し、現在に至ります。宇野氏の「誰しもが自分の興味を追求することで、自由に輝き活躍できるような世界を目指したい」という理念が、SurpassOneの開発を推進しています。
まとめ
SurpassOneのChatGPT導入は、学習コンテンツ作成におけるAI活用の可能性を示す、大きな一歩と言えます。講師の負担軽減、質の高い問題作成、そして多様な分野への対応。これらのメリットは、学習者にとっても大きな恩恵となるでしょう。今後、独自のAIモデル開発も進めていくSurpassOneの動向に注目です。
会社情報
- 会社名
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SurpassOne株式会社
- 住所
- 東京都目黒区目黒1丁目4-16目黒Gビル 7F
- 電話番号
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