福岡で楽しむコキアの紅葉
福岡県福岡市にある国営海の中道海浜公園では、秋の訪れを告げる美しいコキアが見頃を迎えています。この公園は博多湾と玄界灘に挟まれた自然豊かな場所に位置し、訪れる人々に四季折々の美しい景色を提供しています。
現在、約2000本のコキアが虹の花壇で色づき、見物客の目を楽しませています。今年のコキアは、台風の影響により多様な形状に成長しました。モコモコした丸い姿を想像する方も多いかもしれませんが、今年は曲がったり尖ったりしており、それが逆にユニークな魅力を醸し出しています。少し傾いて見えるコキアが、まるで燃える炎のように鮮やかに輝いている様子は、思わず目を奪われるものです。
近くには、ミューレンベルギア・カピラリスが穏やかに揺れており、赤い花穂との対比が美しく、散策する人々にとっては理想的なフォトスポットとなっています。この公園の花壇は約1590㎡にわたり、色とりどりの花々が息づく空間として、多くの訪問者を楽しませています。
コキアの基本情報
- - 名前: コキア ’もこもこ’(和名:ホウキギ)
- - 科名: ヒユ科ホウキギ属(一年草)
- - 原産地: ユーラシア大陸乾燥地帯
- - 見頃: 10月下旬まで
- - 場所: 虹の花壇・彩りの花壇
- - 規模: 2,000株(1,590㎡)
国営海の中道海浜公園は広大な敷地を誇り、東西に約6キロメートル、面積約350ヘクタールを有します。公園内では多彩な花や動物たちが楽しめます。「動物の森」エリアでは、リスザルやカピバラ、カンガルーなどの動物とも触れ合うことができます。また、2022年には『憩う・学ぶ・遊ぶ』を体験できる滞在型レクリエーション拠点が新設され、訪れる人たちに新たな楽しみを提供しています。
コキアの紅葉を楽しみながら、ぜひ国営海の中道海浜公園で癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?公園の広々とした敷地を散策し、自然の美しさに心を癒されることでしょう。
公園の詳しい情報は公式ウェブサイトやSNSで確認できます。