博物館・美術館の未来を変える、インタラクティブなアート体験
エプソン販売株式会社は、東京都千代田区のエプサイトギャラリーにて、アートをインタラクティブに楽しめる展覧会『FLOWING LIVES〜浮世絵からミライへ ながれうごくアートをあそぼう〜』を開催します。本展は、2024年8月1日から8月31日までの期間、エプソンアヴァシス株式会社、株式会社TREE Digital Studio、株式会社パースペクティブ・エンターテイメントとの共同開催となります。
近年、博物館・美術館では、デジタルアーカイブ化が重要な課題となっており、所蔵作品を活用した新たな価値創造が求められています。エプソンは長年、美術作品のデジタルアーカイブ化に携わってきた実績があり、原画を忠実に再現する技術を培ってきました。
今回の展覧会では、「水」をテーマに、2名のアーティストの作品が展示されます。エプソンアヴァシス株式会社と株式会社TREE Digital Studioが企画制作したインタラクティブコンテンツと、株式会社パースペクティブ・エンターテイメントのアート展示企画やアーティスト活動支援のノウハウを融合。エプソンの高精細なプリントやプロジェクション技術を駆使し、身体を動かすことで変化する映像体験を提供します。
展覧会では、以下のコンテンツが楽しめます。
1. アート×インタラクティブコンテンツ体験
Immersive: The Great Wave:葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の世界に入り込み、体を使って波や押送船を動かすことができます。
Live Painting Digital Duo:Alive Paintingの第一人者である中山晃子氏の動く絵画をベースに、体験者が体を動かすことで、インタラクティブなデジタルインクがスクリーンに出現します。絵に新たな流れを生み出し、プロジェクションの中で共同制作を楽しめます。
2. アート×アプリ体験
タブレットとプロジェクターを使った、多色摺り版画の体験コーナーも設置されます。「神奈川沖浪裏」をテーマに、タブレット上で版を分解し、好きな位置・色・大きさで摺り重ねて、自分だけの版画制作を体験できます。完成した作品はプロジェクションマッピングで投映され、オリジナルの複製画と並べて鑑賞できます。
デジタルアーカイブ化は、博物館・美術館の未来を大きく変える可能性を秘めています。 4社の共創によって、この可能性を最大限に引き出し、すべての人がアートに触れ、楽しめる豊かな社会の実現を目指しています。
今回の展覧会は、アートをより身近に感じ、心の豊かさや想像力を育む機会を提供します。 普段アートに触れる機会が少ない方も、ぜひ足を運んでみてください。