環境配慮ビルファンド
2025-02-14 15:55:35

環境配慮型ビルファンド3号が始動、省エネ工事へ期待が高まる

サムライ・キャピタル株式会社(以下、当社)は、持続可能な社会の実現に向けた新たな取り組みとして、東京都内の既存大型オフィスビルを対象とした環境配慮型のグリーンビルファンド3号を組成しました。これは、当社が運営するSPC(特定目的会社)である合同会社グリーンビルPJ3を通じて行われ、成功裏に進められた省エネ化工事を経て、BELS☆☆☆以上の認証を取得することが目指されています。

この3号ファンドは、過去の成果を基にしており、これまでの1号ファンドでは3物件中2物件がZEB Readyの認証を、残る1物件がBELS☆☆☆☆を取得。さらに、2号ファンドでは5物件中1物件がZEB Ready、2物件がBELS☆☆☆☆を取得するなど、優れた実績を残しています。このことから、当社の持つ省エネ化のノウハウが確かなものであることが示されています。

今回のファンドには、昭和リース株式会社がアレンジメント業務を担当し、三井住友銀行、群馬銀行、紀陽銀行とともに多くの金融機関が参入しています。特に、既存ビルの省エネ化工事をはじめとする環境配慮に関心が高まる中、多様な企業が匿名組合出資者として名を連ねており、その規模感を示しています。

本ファンドの主な匿名組合出資者には、九州電力株式会社やNECキャピタルソリューション株式会社、日本電技株式会社、肥銀リース株式会社、エクシオグループ株式会社などの著名な企業が名を連ねており、資金面での強固な基盤を形成しています。省エネ工事に関しては、株式会社プランテックが設計を手がける予定で、専門性の高いチームによる最新の技術を活用した工事が期待されています。

当社は、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視した投資戦略を基本方針として掲げています。今回の3号ファンドは、先行した1号ファンド、2号ファンドに続くもので、環境に配慮したオフィスビルを更に増やすための大きな一歩となります。日本政府が2030年度までにCO2排出を46%削減し、2050年までにカーボンニュートラルを実現するために重点的に取り組んでいるこのトピックは、当社にとっても重要な戦略と位置づけられています。

既存の建物にテナントが入居している状態での省エネ化工事は、従来のスクラップアンドビルドという手法から脱却した、新しい価値創造の試みでもあります。これにより、当社が持つビルや商業不動産の価値を向上させると同時に、環境負荷の軽減にも寄与することが期待されます。このような活動を通じて、持続可能な社会の実現に向け、引き続き努力していく所存です。

この取り組みによって、日本のオフィスビル市場に変化をもたらすことが期待されており、今後の動向にも注目です。本ファンドを通じて、より多くの企業や団体がESGを意識し、環境配慮型の取り組みを進めることを願っています。環境問題がますます注目される中、サムライ・キャピタルの取り組みがどのように評価されていくのか、今後の展開に期待が寄せられます。



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会社情報

会社名
サムライ・キャピタル株式会社
住所
東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー9階
電話番号
03-5412-7262

トピックス(経済)

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