1NCEが新たに6,000万米ドルを調達、IoT市場を席巻する次世代プラットフォームを拡充
1NCEが新たな資金調達でIoT市場に革新をもたらす
2025年4月30日、1NCE(ワンス)は、6000万米ドルの資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。この資金は、同社が提供する次世代SaaS(Software as a Service)プラットフォームの拡充や、米国を中心に進められるグローバル展開の最終段階をサポートするものです。
この資金調達により、1NCEはこれまでに調達した総額を16億米ドルに達しており、世界170カ国以上で3,000万台のデバイスを管理する約2万4,000社の顧客に対してコネクテッド製品向けのソフトウェアプラットフォームを提供しています。特に、同社は2018年の市場参入以来、IoT業界において革命的な進展を遂げています。
同社のIoTネットワークは、現在、クラウド上で世界最大であり、2024 SaaS Awardsでは「Best Innovation in the Internet of Things」を受賞しました。これにより、同社の技術力と市場でのプレゼンスが証明された形です。
1NCEは、今後さらに米国市場の展開を加速し、99.97%という高い可用性を持つサービスを提供しています。急成長する米国は同社にとって最大の市場であり、その拡大に向けた従業員の増強が進められています。共同最高経営責任者のIvo Rook氏は、「今回の資金調達が当社の国際的な影響力をさらに高める」とコメントしています。
また、新たな資金を活用することで、1NCEはより幅広いユースケースに対応する製品ポートフォリオを拡充する計画です。特に、AIプロジェクトにおいても1NCE OSソフトウェアを使用している顧客に対して新機能を発表する予定であり、顧客が求めるデータ収集の強化に応えようとしています。1NCEは、AIの進展がIoTの導入を促進すると見込んでいます。
1NCEの創業者および共同CEOのアレクサンダー・P・セーター氏は、「強力な資金調達ラウンドを完了したことで、次世代SaaSプラットフォームの戦略が確立された」と語ります。また、同社は通信業界のベテランであるクリストフ・ヴィラネック氏を諮問委員会の会長に任命し、C-Suiteの強化も進めています。
このように、1NCEはIoT業界での確固たる地位を築きつつ、さらなるグローバル展開を進めています。顧客が求めるインテリジェントなデータ収集のニーズに応えるこの企業の未来には、ますます注目が集まることでしょう。
1NCEの詳細や最新情報は、公式ウェブサイトやSNSを通じて確認できます。
会社情報
- 会社名
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1NCE株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木3丁目6番9号
- 電話番号
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