「だいち4号」打上げの裏側
2024-09-30 16:22:04

三浦大知が語る「だいち4号」打上げの舞台裏と初観測画像

JAXAと三浦大知が贈る「だいち4号」特別動画



宇宙に新たな一歩を刻む「だいち4号」。この衛星は2024年7月1日に宇宙に飛び立ち、その後、初めての観測画像も取得しました。このプロジェクトの魅力を引き出すため、特別アンバサダーとしてアーティストの三浦大知さんが登場します。動画はJAXA公式YouTubeチャンネル「JAXA Channel」にて2023年9月30日から配信されます。

「だいち4号」の意義



「だいち4号」は、地震や水害、火山噴火などの自然災害を監視し、その情報を提供することを目的とした先進レーダ衛星です。これまでの「だいち」シリーズには、様々な技術が盛り込まれており、観測範囲や精度向上の努力が重ねられています。この衛星は前任者「だいち2号」の後継機として、大幅に観測能力をアップし、同時に広範囲を観測できる優れた性能を実現しました。

動画での取り組み



三浦大知さんは筑波宇宙センターを再訪し、打ち上げから初観測画像までの経緯を学びました。前編では、打ち上げ当日の緊迫した状況をJAXAと三菱電機の職員たちと共に振り返る対談が行われ、プロジェクトマネージャーがその裏側を詳しく説明しました。この対談には、NASAや国際的な宇宙活動の経験を持つ専門家も参加しており、視聴者は貴重な知見を得られる構成となっています。

後編では、初めての観測画像についてさらに深掘りが行われ、JAXA職員と三菱電機のスタッフが三浦大知さんに直接解説するという形式で進行します。ここでは、三浦さん自らが観測画像の解析を行い、“三浦大知”の視点から独自の「最初の一枚」を制作する様子が収められています。視聴者は宇宙の最前線を感じることができる貴重な体験となるでしょう。

「だいちシリーズ」について



この「だいち」シリーズには、光学センサーとレーダーセンサーを融合した技術が搭載されており、地理空間情報の整備や緊急対応に重要な役割を果たしています。初代「だいち」は2006年から2011年まで運用され、その後も「だいち2号」が2014年に打ち上げられ、活躍しています。新たに打ち上げられる「だいち4号」は、これらの成果を引き継ぎつつ、さらに多様なデータを収集し、広範囲の監視を実現します。

三浦大知の想い



音楽を通じて宇宙の魅力を伝える三浦大知さんは、今回のコラボレーションに期待を寄せています。「だいち4号」の打上げと観測がもたらす新たな発見が、地球環境や私たちの暮らしに良い影響を与えることを願っているとのことです。また、自身の楽曲と共に「だいち」シリーズのイメージも広めることが、力強いメッセージとなるでしょう。

この特別動画を通じて、視聴者の皆さんにも宇宙への関心を寄せてもらえることを、三浦大知さんは強く願っています。注目の動画が配信される9月30日以降、是非その迫力を体感してください。私たちの知識の扉を大きく開くチャンスが、そこには待っています。


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会社情報

会社名
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
住所
茨城県つくば市千現2-1-1
電話番号

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