glafitとグラミンフォンが手を組みバングラデシュで電動モビリティの未来を開く

glafitとグラミンフォンが提携

日本のglafit株式会社による現地法人glafit Bangladesh Ltd.（以下、glafit BD）が、バングラデシュの通信大手Grameenphone Ltd.（以下、グラミンフォン）と重要な覚書（MoU）を締結したことが発表されました。この提携は、特に電動モビリティの普及促進とその運用支援に向けた技術的連携を目指しています。

MoU締結の背景と目的

glafit BDは、バングラデシュでの電動バイク普及を加速するため、バッテリー交換ステーションの設置を計画しています。この覚書の締結は、グラミンフォンが提供する携帯通信機能を備えたスマートメーターなどのIoTデバイスと連携し、電動モビリティに必要不可欠な電気インフラの整備を進めるための重要な一歩となります。

具体的には、グラミンフォンが持つIoT技術を活用して、「Battery as a Service（BaaS）」モデルを推進し、効率的な電動モビリティの運用とインフラ整備を加速させる計画です。

調印式の様子

今後の展望

このMoU締結に基づき、glafit BDはバングラデシュ国内における電動モビリティの導入に向けた実証実験を進めていく予定です。具体的には、バッテリー交換ステーションを設置し、電動バイクを使った輸送サービスを導入する計画が立てられています。

また、グラミン・グループが展開する物流サービスとの連携も視野に入れており、従来のガソリンバイクによる配送を電動バイクを活用したモデルに切り替えることで、バングラデシュ政府が掲げる「3ZERO政策」の一環として、カーボンゼロ社会の実現に寄与していく方針です。

Grameenphoneについて

Grameenphone Ltd.はバングラデシュ国内で最も大きな通信事業者であり、Telenorグループの一員です。国の発展を支えるため、革新的な通信サービスと社会インフラの整備を推進しています。

Grameenphone公式サイト

glafit Bangladesh Ltd.について

glafit Bangladesh Ltd.は、glafit株式会社の現地法人で、バングラデシュにおける持続可能な都市交通の実現を目指し、電動バイクやIoT技術を用いたマイクロモビリティの展開に取り組んでいます。

glafitについて

glafit株式会社は、和歌山県に本社を置き、電動パーソナルモビリティの開発から販売までを行う企業です。「移動を、タノシメ！」を掲げ、日々の移動を驚きと感動に変える新たな体験を提供すべく努力しています。現在、次世代電動モビリティの開発を加速するため、積極的に人材を募集しています。

glafit株式会社の公式サイト

この新しい提携によって、バングラデシュにおける電動モビリティの未来が一層明るくなっていくことでしょう。