米国ラテン系若手リーダーが来日し日本の魅力発信
2025年10月、米国ロサンゼルスから3名のラテン系若手リーダーが日本を訪れます。この訪問は、日本の政治、経済、教育、文化への理解を深め、日米交流を促進することを目的としています。彼らは日本滞在中に多くの活動を通じて、日本の魅力を積極的に体験し、発信する役割を担います。
このプログラムは、外務省が提唱する「対日理解促進交流プログラム」カケハシ・プロジェクトの一環として実施されます。対象となるのは米国のラテン系若手リーダーで、社会人として活躍している方々です。このプログラムが意図しているのは、両国間の人的ネットワークを強化し、国際的な理解を深めることです。
プログラムの全容
日程は2025年10月22日から28日までで、期間中は東京都、神奈川県、京都府、奈良県を巡ります。具体的な活動内容は、オリエンテーションから始まり、意見交換や視察、教育交流など多岐にわたります。
- 日本到着、オリエンテーション
- ボーダレス・ジャパンでの意見交換
- 東京都議会、東京都庁展望台の視察
- 森村学園での茶道体験・空手見学
- 鶴見国際交流ラウンジ視察
- 憲政記念館視察
- 日本国際問題研究所での意見交換
- 渋谷視察
- 京都府へ移動
- 金閣寺、薫習館、清水寺視察
- NaFu!国際交流イベントで意見交換
- 伏見十石舟の視察
- 東京都へ戻る
- 都民防災教育センター、本所防災館視察
- 千葉工業大学スカイツリータウン®キャンパス視察
- ワークショップ実施
- 最終報告会の後、帰国
全ての活動は英語で行われるため、国際交流のスキルを磨く場でもあります。若手リーダーたちが現地での様々な体験を通じて、日本に対する理解を深め、その魅力を世界に発信する手助けが期待されます。
技術と国際交流の架け橋
「カケハシ・プロジェクト」は、日本政府が推進する国際交流事業の一環で、北米地域との相互理解を深めるためにつくられました。このプログラムは、人と人との相互交流を促進し、参加メンバーが日本の政治、経済、社会文化を学ぶだけでなく、日本への興味や理解を深める機会を提供します。これは相手国との外交的信頼関係の構築にも寄与する重要な活動です。
実施団体である一般財団法人日本国際協力センター(JICE)は、このプロジェクトの企画・運営を行い、対外発信力を持つ人材の育成にも力を入れています。今回来日する若手リーダーたちが国際舞台で活躍するための重要なステップとなるでしょう。
彼らの活動が日本と米国の未来の関係構築にもつながることを期待しています。
本件に関するお問い合わせは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)国際交流部までお願いします。