滋賀県大津市で開催される「One World」プロジェクトの魅力

2025年10月17日、滋賀県大津市の三井寺（金堂）にて、特別企画「One World」が開幕します。このイベントは、文化と祈り、アートが融合する一大文化祭であり、能登半島地震の復興支援の意義を背景にしています。

一歩を踏み出す「One World」プロジェクト

「One World」は、国際文化プロジェクト「Wrapping the Earth」の新章として、能登半島での復興支援活動から始まりました。このプロジェクトは、文化の力を利用して人々の心をつなぐことを目的としており、各種表現が“祈り”として具現化し、地域と世界を結びつけています。

2024年1月に発生した能登半島地震から、地域の復興活動に取り組んできた私たちは、次のステップとして三井寺での開幕式を行います。この場から、能登で生まれた祈りを世界へ広げる文化の架け橋となることを目指しています。

三井寺が持つ特別な意味

三井寺は千年以上の歴史を持ち、今もなお神聖な霊泉が湧き出る場所です。この場所で行われる開幕式では、書の巨匠である吉川壽一が「宮本武蔵の魂」を揮毫し、アーティストのGACKTが音楽と共に祈りを捧げる特別なパフォーマンスが披露されます。これにより、能登の再生と世界平和への祈りを届ける大切な瞬間となります。

Wrapping the Earth のビジョン

「Wrapping the Earth」は、アート、教育、テクノロジー、そして寄付が一体となって文化を包み込み、未来へと照らし出す活動です。世界の歴史的建造物を舞台に展開されるこのプロジェクトは、文化を通じた共感と希望の連鎖を重視しています。三井寺から始まるこの文化祭は、能登の祈りを世界へ広める第一歩と言えるでしょう。