35~55歳向けの創業・事業化実践塾
滋賀県大津市に位置する大津北商工会が主催する、35歳から55歳のミドルキャリア層を対象とした「創業・事業化実践塾」が近づいてきています。この講座は、2026年9月30日から全5回の日程で行われ、参加者は現役のサロン経営者と地域の事業支援に努める中小企業診断士の指導を受けることができます。この講座の目的は、単に「創業すること」に留まらず、これまでの経験やスキルを持続可能な事業として実現することにあります。
開催背景
日本政策金融公庫の調査によれば、40代での開業が最も多く、平均的には43.6歳で新たなビジネスを立ち上げています。この年齢層では仕事での経験を「事業の種」に変えることができるため、今、まさに創業の機会が巡ってきています。多くの人々が「現在の働き方を続けるべきか」と悩む中、大津北商工会は、彼らの経験を新しい事業に結びつけることで、地域社会に新たな経済の担い手を生む助けになると考えています。
講座の内容
この塾では、全5回にわたって、経験の棚卸しから始まり、ビジネスプランの構築、販路開拓、財務理解まで、幅広いトピックを扱います。具体的には、以下の内容を学びます:
- - 第1回 では、自らの経営経験を振り返り、事業テーマの設定を行います。
- - 第2回 では、自社の強みを理解し、ターゲット設定や集客方法について学びます。
- - 第3回 では、財務についての理解を深め、創業資金や資金調達に対するシミュレーションを行います。
- - 第4回 では、運営体制と組織づくりを考え、3年後の組織の構造について計画します。
- - 第5回 では、皆で創業計画書を発表し、厳正なフィードバックを受けます。
講師の紹介
講師には、藤本訓徳氏と若岡聡子氏が名を馳せています。藤本氏は、美容業界での経営経験を基に、自らの教訓を活かして参加者に具体的な知識や企業運営のノウハウを伝授します。若岡氏は、中小企業診断士として滋賀県内の事業者に寄り添い、地域の特性を考えた経営支援を行います。
なぜ事業化に至らないか
通常の創業セミナーに関しては、開業の手続きが主にフォーカスされがちですが、実際には事業が軌道に乗ることが最も重要です。調査によれば、開業後の苦労として「顧客・販路の開拓」や「資金繰り」が最も多く挙げられています。そのため、この講座では単なる開業支援ではなく、実際に事業を運営し続けるための知識とスキルを学ぶことが強調されています。
また違うアプローチ
この「創業・事業化実践塾」は、知識を学ぶだけでなく、実際の地域特性に基づいた実践的なケーススタディによって参加者の自信を育むことを重視しています。また、グループディスカッションを通じて、参加者同士が互いに刺激し合い、視点を広げる機会も豊富に用意されています。
目指すところ
最終的に目指すのは、参加者が自分たちの経験を基にしっかりとした事業を立ち上げ、地域に根づく事業者として成長することです。この好循環が地域の雇用を生み出し、次世代の起業家へとつながることを期待しています。何よりもこの講座を通じて、大津北商工会が未来の事業の成長をサポートし続けることが非常に重要です。
参加方法
本塾は参加費は無料であり、参加を希望される方は、大津北商工会の公式ウェブサイトから申し込むことが可能です。定員は20名と限られているため、早めの申し込みをおすすめします。
この機会に、自分自身の可能性を再確認し、新たな一歩を踏み出しましょう。大津北商工会は、皆さんの挑戦を心から応援しています。