新しい従業員ギフトの提案、AMPGIFT
株式会社マタビテクノロジーズが新たに発表した従業員向けギフト代行プラットフォーム「AMPGIFT(アンプギフト)」のβ版は、従業員エンゲージメントや感謝を伝えるための新しい手段として注目を集めています。プロの目利きとAI技術を駆使し、企業が抱えるギフトに関する課題を解決することを目指しています。
「人的資本経営」の重要性
現代の企業経営では、人的資本経営への意識が高まりつつあり、従業員エンゲージメントの向上が求められています。従業員の満足度を高めるため、表彰や誕生日、昇進などの際にギフトを贈る企業が増えている中で従来のギフト手法にはいくつかの問題が顕在化しています。
課題
1.
形骸化とマンネリ化: 定番のギフトカードやカタログギフトが多く、受け取る側が感謝の気持ちを実感できないケースが増えている。調査によれば、デジタルギフト券の受取者のうち約40%が「何を購入したか覚えていない」と答えていることが明らかになっています。
2.
個別選定の難しさ: ギフトの選定を個別化することは、予算や好みに応じて配慮が必要で、手間や時間がかかるのが現実です。
3.
公平性の運用困難: 人事担当者や総務の負担となるギフト選定や予算管理は、企業にとって大きな課題と言えます。
AMPGIFTの特長
1. 記憶に残るギフト体験の提供
AMPGIFTは、ギフト選びのプロがAIのサポートを受けながら、受け取る側の年代や職種に応じた特別な体験を提供します。
2. 効率的な制度運用
利用する企業は、対象と予算を設定するだけで、ギフト選定から発送までを自動化でき、手間を大幅に削減することが可能です。
3. 無駄の少ない料金体系
受ける側が気に入らなかった場合、無駄な費用が発生しない仕組みなのも、企業にとって魅力的です。導入コストが不要で、少人数からでも利用できる点も大きな特長です。
AMPGIFTの活用フロー
AMPGIFTは4つのシンプルなステップで利用開始できます。
1.
シーンの指定: 誕生日や表彰などのシーンと予算を入力。
2.
選定: プロによる厳選したギフトコレクションを作成。
3.
選択: 受取人が気に入ったギフトを選ぶ。
4.
受け取り: 選ばれたギフトをお届け。
実績
AMPGIFTは既に多くの業種で導入されており、受取率は99%に達する驚異的な数字を記録しています。企業から寄せられた声では、「手軽さ」「公平性」「選択の幅」が特に評価されています。
導入事例
起業支援を行う株式会社ツクリエでは、2024年からAMPGIFTを誕生日ギフト制度として導入しています。同社の上野担当者は、「全社員に公平に感謝を渡すことで、安心した制度を作り上げた」と、導入の意義を語っています。
まとめ
AMPGIFTは、AIとプロの力を融合させて、企業の従業員向けギフトの新たなスタンダードを作り出し、感謝を温もりある形で伝えることを実現します。引き続きこのプラットフォームがどのように進化していくのか、注目が集まります。