関西にライフサイエンス拠点
2024-08-26 15:16:14

大阪商工会議所と未来医療推進機構が協定締結、関西にライフサイエンスの拠点誕生へ

大阪商工会議所と未来医療推進機構が協定締結



2024年8月29日、大阪の中之島クロスで行われた締結式で、大阪商工会議所と一般財団法人未来医療推進機構が事業連携に関する協定を締結しました。この協定により、関西圏におけるライフサイエンス分野のグローバル・ハブが形成されることが期待されています。

現状と課題



日本国内のライフサイエンス業界は、近年の国際的な競争激化に伴い、さらなる活性化が求められています。特に2025年の大阪・関西万博を控える中で、関西圏はライフサイエンス産業への注目が高まっています。しかし、グローバルな視点を持ったイノベーション創出が必要とされています。

未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」



この協定は大阪に新たに誕生した未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」と深く結びついています。この拠点は、病院、オフィス、ラボなどが集積され、未来医療の「創造」「実践」「共有」を目的とした施設です。特に再生医療に関連する企業やスタートアップの育成を目指しており、国内外の患者に向けた未来医療の提供を支援しています。

協定締結の意義



大阪商工会議所は20年以上にわたり、健康や医療分野の産業支援に取り組んできましたが、今回の協定を通じてライフサイエンス分野におけるローカルネットワークの中心的役割を果たすことを目指しています。また、グローバルネットワークとも結びつくことで、国内外でのビジネスチャンスを増加させる狙いです。

締結式には両団体の代表者が出席し、協定書への署名後には記念シンポジウムが開催されます。このシンポジウムでは、未来医療の実現に向けた具体的な方向性や国際貢献について議論される予定です。

シンポジウムの内容



シンポジウムのテーマは「グローバルネットワークの結節点を担う大阪~未来医療の実現と国際貢献のために」となっています。具体的には、AIを利用したヘルスケアの革新や、医療データの活用方法についての講演が行われます。特に、産業界のトップランナーたちによるパネルディスカッションでは、地域の中小企業やスタートアップに向けたビジネス戦略が話し合われる予定です。

今後の展望



今後、大阪商工会議所と未来医療推進機構は連携し、未来医療に関する情報の発信や、スタートアップエコシステムの構築に取り組む予定です。また、海外との連携を進めることで、関西圏のライフサイエンス分野をグローバルに展開させ、さらなる成長を目指します。この協定が原動力となり、地域経済の活性化や新たなビジネス機会の創出につながることが期待されています。

結論



この度の協定締結は、関西のライフサイエンス業界にとって重要なステップであり、大阪が新たな医療先進地域として国際的に注目されるようになる契機となることでしょう。


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会社情報

会社名
大阪商工会議所
住所
大阪府大阪市中央区本町橋2-8
電話番号
06-6944-6211

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