ものづくりがついに集結
2025-09-03 15:53:28

日本のものづくりを繋ぐ新たなプラットフォーム「KOGEI COMMONS」の誕生

KOGEI COMMONSの誕生


日本のものづくりを新たに結びつける試みが始まります。福井県鯖江市の一般社団法人SOEが中心となり、メインパートナーとして株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と関西イノベーションセンター(MUIC)が協力する形で、全国のオープンファクトリー団体が参加する「KOGEI COMMONS」が設立されました。これは、日本各地のものづくり産地が持つ知識や技術を共有し、協力しながら、地域全体の活性化を目指す新しいプラットフォームです。

RENEWイベントの概要


「KOGEI COMMONS」に向けた第一歩として、2025年10月10日から12日まで、福井県鯖江市で「RENEW/2025」イベントが開催されます。ここでは、全国から11のオープンファクトリー団体が集結し、展示、マーケット、ワークショップ、トークイベントなど多彩なプログラムが展開されます。来場者は日本のものづくりの実践を体験し、地域ごとの工芸品に触れながら、ものづくりの魅力を直接感じることができる機会となります。

オープンファクトリーの理念


オープンファクトリーとは、ものづくり企業が自社の製造現場を一般に開放し、工房見学や体験ができるようにした活動です。この考え方は、ものづくりの現場への理解を深め、地域の産業支援だけでなく、参加者同士の交流や新たなコラボレーションが生まれるきっかけともなります。特に「RENEW」は2015年から開催されており、漆器、和紙、打刃物、焼物、眼鏡、繊維、箪笥など、福井県の多彩なものづくりの現場を訪れる機会を提供してきました。これにより、122の事業者が参加する大規模なイベントへと成長しています。

KOGEI COMMONSのビジョン


「KOGEI COMMONS」は、地域間の知識や技術を共有し、各地のオープンファクトリー団体が相互に協力しあう“Commons(共有地)”として機能します。地域を超えた団体間の連携を強化することによって、各地域が持つ工芸文化や技術が活性化し、日本全体のものづくりの未来を育んでいくことが狙いです。また、異分野とのコラボレーションを促すことで、新たなアイデアやビジネスモデルの創出も期待されています。

MUFGの支援と社会貢献活動


今回のプロジェクトは、MUFGの「MUFG工芸プロジェクト」の一環であり、地域に根ざした工芸文化・産業を支援するための活動となっています。「伝統と革新」をテーマに、持続可能なものづくりを目指し、各地域のニーズに応じた支援を行います。これにより地域ごとの課題に取り組むキュレーターや工芸プロデューサーを活用し、各地の魅力を最大限に引き出す取り組みへと繋げていきます。

地域との強固な絆を築く


KOGEI COMMONSでは、地域間の結びつきを強化し、様々な知識や技術をオープンにしながら、持続可能な地域活動を促進することに期待が寄せられています。MUFGは、地域のアセットを活用し、産業の活性化に取り組むことで、地域の工芸や産業文化の振興へと寄与します。

まとめ


「KOGEI COMMONS」は、日本のものづくりの未来を見据えたプロジェクトであり、多様な地域が一体となって発展することが求められています。各地の特徴や魅力を最大限に引き出し、地域間交流を通じて、創造性豊かな日本のものづくりの可能性が広がることを願っています。今後の進展にも注目し、さらなる地域の活性化に向けた取り組みが期待されます。


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会社情報

会社名
一般社団法人SOE
住所
福井県鯖江市片山町7-10-4
電話番号
0778-78-9967

関連リンク

サードペディア百科事典: 福井県 鯖江市 MUFG KOGEI COMMONS SOE

Wiki3: 福井県 鯖江市 MUFG KOGEI COMMONS SOE

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