新たなリトリートスポット「FÅ」
2024年11月30日に京都島原地区にグランドオープンを迎える「FÅ」は、花と食を融合させた想像以上のリトリートを提供する新たなスポットです。錆色の扉が印象的なこの建物は、以前倉庫として使用されていた場所を利用し、その内部には雑多な倉庫のイメージを覆す、美しい和空間が広がっています。
歴史情緒あふれる島原へ
日本最古の遊郭である「京都島原」その入口に位置する「FÅ」は、古い商店街や町屋が点在し、隠れた観光スポットとしての魅力を持っています。このエリアの情緒を感じながら、門をくぐると、そこには心癒されるリトリートが待っています。「FÅ」は、花と食による新たな体験を楽しむ場所として、多くの人々を魅了することでしょう。
異空間が生み出す安らぎと創造性
重厚感のある錆色の扉を開けると、目に飛び込んでくるのは、和室の床の間に見立てた迫力あるフラワーディスプレイです。天然鞍馬石を使ったアレンジは、季節の移り変わりを感じさせ、目を楽しませます。また、店内のカフェスペースには大理石とアクリル天板からなる大きなテーブルが据えられ、リラックスしたひとときを提供します。
さらに、店舗の二階にはアトリエも完備されており、定期的に行われるワークショップや撮影、イベント、ポップアップスペースとしても利用可能です。多目的に対応できるこの空間は、多彩な体験を提供することでしょう。
フローリストからカフェオーナーへ
「FÅ」のディレクターである田中きよか、通称「きよぴー」は、看護師として活躍していた過去を持つ異例の経歴を持つフローリストです。花を扱う経験は浅いものの、彼女の独特のセンスと「京都で花屋をしたい金髪」というキャッチーなフレーズが注目され、インスタグラムではわずか3ヶ月で3万人のフォロワーを集めました。
彼女が手掛ける「FÅ」は、物事の循環をテーマに、「時間の巡り、血の巡り、人と人との巡り」を大切にした空間作りを目指しています。花を通じて思い出を人々の心に残すことを重視し、生花の持つ瑞々しさと唯一無二の美しさを提供します。
発酵料理と心地良いスイーツ
カフェ「FÅ/ment」では、発酵をテーマにした料理を楽しむことができます。自家製の糀調味料やぬか漬けを使用したランチプレートは、腸内環境を整える効果も期待できる健康的なメニューです。さらに、カフェタイムにはスイーツやコーヒーをご用意し、金曜日と土曜日の夜には大きなテーブルを囲んでくつろぐことができます。
訪れる価値のある空間
「FÅ」は、癒しと休息を提供する場所であり、一歩足を踏み入れるだけで心が豊かになる体験が待っています。この空間で、ゆったりとした時間を過ごし、自分自身を見つめ直すリトリート体験をぜひ味わってみてください。美しい花々と美味しい料理が心を癒し、訪れる人々にとって特別な時間を提供することでしょう。
基本情報
- - グランドオープン: 2024年11月30日(土)
- - 店舗名: FÅ(ファ)
- - 住所: 京都市下京区中堂寺前田町9-10
- - 交通: JR嵯峨野線「丹波口駅」より徒歩7分
- - 営業時間: 月火水日11:00~17:00(L.O16:30)、金土11:00~22:00(L.O21:30)、木休
- - 席数: 10席