薬剤耐性菌に関するワーキンググループが第55回を開催、食品安全への影響を評価

薬剤耐性菌に関するワーキンググループ(第55回)の開催



食品安全委員会は、薬剤耐性菌に関連するワーキンググループの第55回目の会合を開催します。開催日は令和6年9月27日(金)の10:00から12:00までを予定し、東京都港区の赤坂パークビル22階にある中会議室で行われます。この会合は、Web会議システムを通じて参加も可能です。

会合の目的と内容



今回の会合では、以下の重要な議題が取り上げられます。

1. 食品を介して人の健康に影響を与える細菌に対する抗菌性物質の重要度についてのランク付け
この議題では、各種抗菌性物質の評価とそれらが薬剤耐性菌に及ぼす潜在的な影響について議論します。抗菌性物質が食品安全に与える影響は非常に重要であり、その効果的な使用法を探ることが目的とされています。

2. ホスホマイシンナトリウムを有効成分とする動物用治療薬の再審査
動物用ホスミシンS(静注用)の薬剤耐性菌に基づく食品健康影響評価が行われ、その安全性や有効性について専門家による見解が発表される予定です。

3. その他の関連事項
その他、食品安全に関連する様々な事項が取り上げられる予定です。

傍聴の方法



今回の会合は、動画配信されるだけでなく、会場での傍聴も受け付けます。傍聴を希望される方は、9月26日(木)12:00までに内閣府共通意見登録システムを通じて申し込む必要があります。申し込まれた方には、視聴に必要なURLが送付されるため、事前の登録が必須です。

会場の傍聴席には限りがあるため、先着順となります。希望者が多数の場合には、登録後に受け取ったメールでのご連絡に従って受付を済ませてください。受付時間は9:30〜9:50で、期限後には入場できませんのでご注意ください。

報道関係者向けの案内



報道関係者も取材を希望する場合、同様に申し込みが必要です。その際には、会社名と人数、撮影の希望についても記載するようにお願いします。撮影は冒頭のみとし、会合の内容については、会後に報告書として公表予定です。

まとめ



このワーキンググループの活動は、薬剤耐性菌問題に対する理解を深め、食品安全を確保するための重要なステップといえます。当日は専門家が集まり、最新の知見が共有されることで、食品業界全体における安全保障が図られることが期待されます。会合への参加や関心のある方々は、ぜひ事前に申込を行い、最新情報を把握しておくことが重要です。

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。