ISEKADO、創業450周年を迎え、クラフトビール界で注目の存在に
有限会社二軒茶屋餅角屋本店が展開するクラフトビールブランド「ISEKADO」は、今年、創業450年の節目を迎えました。この長い歴史を持つ企業は、伝統を大切にしながらも新しい挑戦を続けており、国内外での成長を加速させています。
カンブリア宮殿の特集によるブランディングの加速
2025年1月、経済番組『カンブリア宮殿』で特集を受けたことが、ISEKADOにとって大きな追い風となりました。この放送により、全国のクラフトビールファンや飲食店からの問い合わせが急増し、特にビール事業の売上は前年同月比154.1%と大きな成長を記録しました。ブランドの認知度が飛躍的に向上し、多くの人々にISEKADOのクラフトビールを知ってもらうきっかけとなりました。
丸ビルに新店舗をオープン、ブランドプレゼンスの向上
2024年11月には東京・丸の内に新しい飲食店「伊勢角屋麦酒 丸ビル店」をオープン予定です。この新店舗は、ISEKADOのビールを楽しむ新しい場を提供し、首都圏でのブランド認知を高める重要なステップとなるでしょう。都心での飲食店展開は、クラフトビール文化の魅力をさらに広げることに寄与します。
海外市場への拡大、輸出国11か国到達
ISEKADOは国内の成功を背景に、海外市場への展開も順調に進めています。現在、輸出先は11か国に達しており、ASEAN諸国や欧米市場への本格的な進出も視野に入れています。2025年にはさらに海外でのプロモーションを計画しており、全球的に日本のクラフトビールの魅力を伝えるプロジェクトが進行中です。
需要増加に伴う製造体制の強化
国内外でのクラフトビールの需要増加により、ISEKADOでは醸造所の生産ラインがフル稼働しています。安定した供給体制を維持するため、新しい設備の導入や製造プロセスの最適化が進められています。また、新しい仲間として、ブルワリーでの実務経験が3年以上の人材を募集中です。ISEKADOの魅力を広げるために、情熱を持つ人々に参加を呼び掛けています。
まとめと今後の展望
ISEKADOは450年という長い歴史を誇るだけでなく、未来のビールシーンに新たな風を吹き込もうとしています。『あなたの人生にエールを!』というスローガンのもと、引き続き日本のクラフトビール市場での存在感を高め、世界に向けて飛躍を続けることでしょう。ISEKADOの今後の展開に大いに期待が寄せられます。