伝統の舞台「式能」が66回目を迎える特別な日
2026年2月15日、東京都渋谷区の国立能楽堂にて、公益社団法人能楽協会が主催する江戸東京伝統芸能祭『第66回 式能』が行われます。2014年から続くこの公演は、毎年異なる魅力を二部構成で届け、今回はシテ方五流が一堂に会する貴重な機会です。
「式能」とは何か?
「式能」は1961年に始まり、能楽協会設立後の重要な伝統イベントです。今年が66回目となるこの公演では、江戸時代の基本的な番組編成である翁附五番立が上演されます。この形式は、能楽が「武家式楽」として形作られていた時代に確立され、神・男・女・狂・鬼の各ジャンルによって構成されています。
公演のオープニングを飾るのは、シテ方金剛流の宗家・金剛永謹による「翁」です。これが能楽の始まりを象徴しており、多くの観客が期待を寄せています。なお、第一部の通し券はすでに完売となっており、その人気の高さが伺えます。
プログラムの詳細
第一部
- - 翁:金剛永謹(シテ)
- - 高砂:金剛龍謹(シテ)
- - 佐渡狐:大藏彌太郎(シテ)
- - 清経:大村定(シテ)
- - 舟ふな:野村萬(シテ)
第二部
- - 杜若 恋之舞:藤波重彦(シテ)
- - 文荷:山本東次郎(シテ)
- - 放下僧:櫻間金記(シテ)
- - 因幡堂:石田幸雄(シテ)
- - 小鍛冶 白頭:佐野登(シテ)
公演は午前10時から第一部が開始され、約5時間の長丁場。観客は能楽の全貌を一日を通じて堪能することができます。間には狂言が挟まれ、人間の笑いや文化の多様性にも触れることができるでしょう。
チケット情報
チケットはカンフェティによって発売されています。通し券の価格は、正面が14,500円、脇正面および中正面は9,500円。各部の単券も販売され、正面が8,500円、脇正面と中正面は6,000円です。いずれも全席指定、税込価格となっています。未就学児の入場はご遠慮いただいているため、観覧の際は年齢に注意が必要です。
終わりに
「式能」は、能楽を通じて『過去・現在・未来』や『神・人・仏』について学ぶことのできる貴重な場です。この日本の伝統芸能が持つ深い価値に触れることができる特別な日として、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細は公式ホームページにも掲載されているので、興味のある方は確認してみてください。