地域をつなぐお米『たやすまい』が登場
田んぼが減少し、地域の農業環境が厳しさを増す現在、長崎市琴海地区から新たな取り組みがはじまります。それが、株式会社野中果樹園による新しいお米「たやすまい」の販売です。このお米の販売は2024年11月1日からスタートしており、地域の人々とのつながりを大切にしながら生産された一品です。
地域の知恵と美しい風景を守る
高齢化や担い手不足が進む農業界では、農地が手放されるケースが増えています。このままだと、米づくりに必要な水路や農道が失われ、地域の美しい田園風景や農業の知恵も途絶えてしまう危険があります。野中果樹園の代表である野中隆史氏は、「地域がつないできた米づくりの共有財産を絶やすまい」という強い思いを持ち、担い手のいない田んぼを引き継ぐことを決意しました。
新たな命の一粒「たやすまい」
このプロジェクトのスタートにあたり、新たに作られるお米「たやすまい」は、地域の共同作業を通じて生まれたものです。その名前には、農家の想いや地域のつながりへの願いが込められています。商品のパッケージは多方面で活躍するデザイナー青木謙吾氏が手掛け、楽しげなイラストが見られ、満足そうに米粒を口もとにつけた人々の姿が描かれています。このデザインは、食べる楽しさを伝えるための工夫であり、消費者にとっても喜ばしいものです。
ほかほかクラブで新しい繋がりを
「たやすまい」を購入した方々を対象に、新しいコミュニティ体験「ほかほかクラブ」もスタートします。このクラブでは、地域の米作りに関する情報や、田植え・稲刈り体験などのイベント情報を発信し、消費者が地域と直接つながる機会を提供します。QRコードを通じて公式LINEに参加することができ、最新ニュースもチェック可能です。
未来に向けた農法の挑戦
野中果樹園は、長崎市琴海地区の自然環境を活かし、柑橘類やシャインマスカットなど様々なフルーツを栽培しています。その中で、未来に向けた環境負荷の少ない農法への取り組みとして、有機肥料のみを使用した栽培方法や草生栽培にも挑戦し、持続可能な農業を目指しています。"
お米「たやすまい」は、ただの食品以上の価値を持っています。それは、地域の人々とのつながり、農業の知恵、そして美しい田園風景を守るためのシンボルなのです。ぜひ、ほかほかのご飯でその魅力を味わってみてください。
お米の詳細
初回購入特典として、特製ステッカーもプレゼントされるので、お得なこの機会をお見逃しなく!