岡山大学が国連大学シンポジウムでSDGsの取り組みを発表しました！

岡山大学が国連大学シンポジウムに登壇

2025年3月27日、岡山大学の横井篤文副学長が国連大学サステイナビリティ高等研究所（UNU-IAS）が主催する公開シンポジウムにて、持続可能な発展の目標（SDGs）をテーマにした講演を行いました。このシンポジウムは、SDG大学連携プラットフォーム（SDG-UP）に参加している大学とその取り組みを共有する貴重な機会となりました。

シンポジウムの概要

シンポジウムは、国連大学ウ・タント国際会議場で行われ、チリツィ・マルワラ国連大学学長のビデオメッセージから始まりました。続くパネルディスカッションでは、横井副学長が「サステナビリティキャンパスの実現に向けた学生の活動」をテーマに、本学の取り組みを4つの分野「ガバナンス」、「教育研究」、「環境・エネルギー」、「地域社会」に分けて紹介しました。

岡山大学の取り組み

岡山大学は、サステナブルキャンパスを実現するために学生の主体的な活動を重視しています。横井副学長は、特に「サステナブル経営におけるAIとデータサイエンス」をテーマにした事例を米国のマサチューセッツ工科大学（MIT）からの招聘教員として得た経験を基に発表しました。この取り組みは、学生たちがサステナビリティを学び、実践するための土台を築くものです。

学生たちの発表

シンポジウムの第2部では、大阪大学、関西学院大学、奈良教育大学の学生たちによるSDGsに向けた取り組みが発表されました。若い世代の声を重視し、彼らが未来を担うことを意識した内容が多く、聴講者からの注目を集めました。

日本と世界へのメッセージ

岡山大学は、今後もSDG-UPの活動を通じて、他大学との連携を深化させ、多世代連帯を強化していく意向を示しています。地域に根付いた共育共創を進め、日本のSDGsの取り組みを世界に発信していくことが重要だと考えています。

今後の展望

岡山大学は、国連の持続可能な開発目標（SDGs）を支援することで、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし続けます。学生が主体的に行動し、持続可能な未来を目指す姿勢が大学全体に広がることを願っています。このシンポジウムをきっかけに、多くの研究者や学生が協力し合い、国際的な課題に対する解決策を探る場となることを期待しています。

岡山大学の活動は、私たち一人一人が持続可能な社会を築くための一歩として大変重要です。今後の取り組みにもぜひご期待ください。