地域活性化への挑戦
2024年7月28日(日)、大正大学の社会共生学部(現在は人間学部)社会福祉学科ならびに美術部の学生が豊島区立千川上水公園で「回廊美術館のプレ展示会」を開催します。このイベントは、地元の人々が公園を利用したくなる環境を整えることを目的とし、地域活性化と子供たちの健康促進を目指しています。
イベントの背景と目的
千川上水公園は、地域住民にとって愛着のある場であるべきです。社会福祉学科の学生たちは、この公園がもつ潜在的な価値を引き出し、地域活性化に貢献するためのプロジェクトを10年以上も続けています。これまでに地域の利便性を高める取り組みとして、清掃活動や遊具のペンキ塗りなどを実施してきました。2023年度にはトイレ外壁のペンキ塗りを行い、見た目にも使いやすい印象に変えました。
回廊美術館の制作
イベント当日は、巣鴨庚申塚まちづくりを考える会と連携し、地元の淑徳巣鴨中学高等学校と巣鴨北中学校の美術部の生徒たちと共同で、素晴らしいアートで満ちた“回廊美術館”を公園内に設置します。具体的には、学生たちがデザインした複数のボードに絵を描き、参加者がアートを楽しむ空間を作り出します。これにより、地域住民が気軽に訪れられる場所としての実現を目指します。
夏の楽しいアクティビティ
また、通常のアート展示に加え、ミストシャワーを設置したり、水鉄砲射的などの楽しい夏のイベントも予定しています。子どもから大人まで幅広い年代の方々が楽しめるコンテンツをご用意し、家族連れにも嬉しい場所とすることを考えています。イベントは、共同体の絆を深めるだけでなく、新たな公園利用者を創出するきっかけとなるでしょう。
地域住民とのコミュニケーション
イベントの成功には、地域住民の意見が不可欠です。これまでに実施したアンケートやヒアリング調査を通じて、地域住民がどのように公園を活用したいか、どのような問題を感じているかを理解してきました。公園が地域の人々の共感を得るためには、ただの整備だけでなく、彼らの意見を反映した施策が重要です。
未来への願い
大正大学は、地域社会における福祉の理念を大切にしています。今後も、地域貢献や問題解決に向けた取り組みを通じて、多くの人々に愛される公園としての姿を目指していきます。7月28日のイベントにぜひご参加ください!
イベント詳細
- - 日時: 2024年7月28日(日)14:00~18:00
- - 場所: 豊島区立千川上水公園(〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨2丁目39-5)
- - 内容: 回廊美術館、ミストシャワー、水鉄砲射的、輪投げ、駄菓子コーナー、福引きなど
※雨天の場合は2024年8月4日(日)に延期します。
社会福祉学科の役割
大正大学の社会福祉学科は、ソーシャルワーカーを養成し、地域に貢献する人材を育成しています。社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取得するための支援を行い、実習やサービスラーニングを通じて、実践的な知識と技術を身につけているのです。地域社会のニーズに応えるべく、今後も社会貢献に努めていきます。