AI時代におけるリアルタイム経営を加速するNew Relicの新戦略とは
New Relic株式会社は、AI時代の本格化に貢献すべく、新たに国内の大企業向けに「伴走型の支援サービス」を強化することを発表しました。この取り組みは、2023年の夏に開始される予定の新しいアセスメントサービスを中心に、企業の「リアルタイム経営」を推進するために設計されています。これまでNew Relicは、シェア48%を誇る市場のリーダーとして、デジタルサービスやビジネスプロセスの安定稼働を支援してきましたが、今後は「ビジネスオブザーバビリティ」という概念に注目し、経営層が迅速な意思決定を行うための基盤を提供します。
新施策の概要
1. ビジネスオブザーバビリティ・アセスメントサービスの開始は、経営層に対して無料で提供される予定です。このサービスでは、企業の「リアルタイム経営」の成熟度を測定し、改善すべき点を可視化することで、最適な経営戦略を提案します。評価基準には、KPIの連動度やデータ統合の状況、AIOps成熟度などが含まれ、経営上の損失の根本原因を明らかにする手助けをします。
2. SAP専任コンサルタント部隊も新たに稼働しています。この専門チームは、SAP S/4HANA®への移行を支援し、複雑化した業務プロセスへのリアルタイムモニタリングを行い、企業の効率性を向上させることを目的としています。
3. さらに、CIO/CDO ユーザーコミュニティの設立にも取り組んでいます。これは、エンジニアコミュニティに加え、CxO層向けの知見共有の場となり、業種を超えてベストプラクティスを共有することを目指します。
最新のテクノロジー基盤
New Relicは、日本データセンターを介して、エンタープライズ企業に求められるセキュリティ基準を満たしたプラットフォームを提供します。また、AI機能を駆使し、データ分析や異常検知を通じて経営層にリアルタイムでのインサイトを提供します。これにより、エンジニアから経営者までが、共通のデータに基づいて効率的に意思決定を行える環境を整えます。
2030年に向けた成長目標
New Relicは今後、2030年度に向けて、顧客数の倍増やエンジニアコミュニティの拡大、そして売上の2.5倍を目指すなどの具体的な成長目標を設定しています。この目標達成に向けて、伴走型サービスを通じて顧客と共に成長していく姿勢を示しています。
執行役員社長の古舘氏は、「ITシステムが経営の根幹を支えている現代に、大きな価値を提案していきたい」との考えを語り、視覚化されたデータをもとに経営判断を行う重要性を強調しました。
まとめ
デジタル変革が求められる時代において、New Relicの新たな施策は企業の競争力を向上させるものです。AIを駆使したビジネスオブザーバビリティの提供を通じて、より効率的で戦略的な経営が可能になる未来が期待されます。今後の施策がどのように進展するのか、引き続き注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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New Relic株式会社
- 住所
- 東京都中央区八重洲2丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー7階
- 電話番号
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03-4577-9065