期待と注目の傾向!NOTHING NEWの映画が国際舞台に挑む
映画業界において、素晴らしい出来事が報じられました。映画レーベル「NOTHING NEW」が製作した短編アニメーション『ハッピー☆eyescream』と短編映画『幽霊の日記』の2作品が、2026年1月29日から2月8日まで開催される第55回ロッテルダム国際映画祭のShort & Mid-length部門に同時に選出されました。この偉業は、映画の新たな可能性を示す象徴的な出来事として、多くの注目を集めています。
ロッテルダム国際映画祭は1972年に設立され、革新性や作家性に富んだ作品を紹介し続けてきた世界的に評価される映画祭です。特にShort & Mid-length部門はないちぢるプログラムのひとつとして、多彩な短編・中編作品を展示しています。ここでの選出は、両作品の優れた完成度と、映画レーベル「NOTHING NEW」の新しい才能を発掘する試みでもあると言えるでしょう。
作品の概要
『ハッピー☆eyescream』
監督:岡田詩歌
この短編アニメーションは、主人公の少女つみれが兄への愛情に悩む物語です。彼女の視力の変化を通じて自己と他者との関係性を巧みに描き出しています。つみれは家族の中で目が良く、兄を心から慕い、その言葉を信じる一方で、兄の彼女や周囲の人々との関わりから新たな視点を得ていくことで成長していきます。
このアニメは岡田詩歌監督の最新作で、今後の映像制作における新たな方向性を感じさせる内容です。
『幽霊の日記』
監督:針谷大吾 & 小林洋介
一方、SF短編映画の『幽霊の日記』は、茨城県稲敷郡のレストランを舞台に、長年続く心霊現象と向き合う主人公の物語です。主人公川岸翔は、異次元構造物の異変を契機に、並行世界に存在する自分と向き合うことを余儀なくされます。この物語は、過去と現実が交錯する中で、孤独感と他者とのつながりの重要性を描いています。
受賞とコメント
両作品は、それぞれ異なる視点から人間の感情や創造性を探求し、多くの映画祭で評価されています。
「ロッテルダム国際映画祭での上映、大変光栄です!昨年の間、制作に専念していた時には考えもしなかった素晴らしい機会で、夢のような気持ちです。この作品が海外でも楽しんでいただけることを願っています。」
「小さな物語ながら、多くの人に何かを感じ取ってもらえたれ嬉しいです。現地での上映を心から楽しみにしています。」
新たな挑戦
NOTHING NEWは、創造力と才能が存分に発揮できる環境を追求し続けています。既に過去の作品でも多くの映画祭で評価されており、今後の長編アニメーション『我々は宇宙人』の公開が待たれていることからも、その展望は明るいと言えるでしょう。さらに、今後のプロジェクトによって新たな才能を発掘することが期待されます。この映画レーベルの益々の躍進を応援したいものです。