株式会社EVモーターズ・ジャパンが行った最新の資金調達
株式会社EVモーターズ・ジャパンは、第三者割当増資を通じて1億9,500万円の資金調達を実施しました。出資先は、横浜キャピタル株式会社と、中国のZhongchi intelligence and technology (Yangzhou) Co., Ltdです。これにより、EVモーターズ・ジャパンは、これまでの調達総額を約65.6億円にまで引き上げることに成功しました。
資金調達の主な目的
今回の資金収集は、受注した車両の仕入れに加え、商用EVに関連する最終組み立て工場の第二期工事に必要な資金を確保するためのものです。また、今後見込まれる大量受注に対応するための準備も進めています。これにより、将来の需要を見据えた試作車両やデモ車両の開発も行い、技術革新を促進していく意向です。
EV市場のニーズに対して迅速に対応するため、組織体制も強化していくとのこと。会社は、強固な商用EVの量産体制を構築し、環境エネルギーの普及やゼロエミッション社会の実現を目指す姿勢を示しています。
新規出資者のコメント
出資を決定した横浜キャピタルの田邉俊治社長は、「日本のバッテリー安全技術でゼロエミッション社会の実現を目指すというビジョンに深く共感しています」と述べ、EVバスが未来の脱炭素社会に大きな貢献を果たすと期待しています。彼は、神奈川県内でのEVモーターズ・ジャパンの商品導入に貢献する意志も表明しました。
一方、中国のZhongchi intelligence and technologyの代表者も、協力関係を深めることで迅速な技術革新と市場拡大を推進し、競争力を高めたいと意気込みを語りました。この二社の支援によって、EVモーターズ・ジャパンはさらなる成長を目指していくようです。
会社概要
- - 会社名: 株式会社EVモーターズ・ジャパン
- - 本社所在地: 福岡県北九州市若松区白山1-18-7
- - 代表取締役社長: 佐藤裕之
- - 設立: 2019年4月
- - 資本金: 6,570,200,000円(2024年6月28日現在)
- - 事業内容:
- 電気自動車及び充電設備の販売・メンテナンス
- 自動運転バス(レベル4)の開発
- 電気自動車のリース、レンタル、ESCO事業
- 蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業
未来を見据えたEVモーターズ・ジャパンの取り組みが、環境に優しい社会の実現に向けてどのように進化していくのか、今後の展開に注目です。