驚愕のミステリー『蜘蛛屋敷の殺人』発売!
2025年8月28日、ゲンロン社から新潮文庫nexとして初登場の大神晃の新作『蜘蛛屋敷の殺人』が世に送り出されました。前作『天狗屋敷の殺人』に続くこの作品は、ミステリーファンならずとも、読む価値のある一冊となっています。
この物語は、寒い正月に、爽やかな現役女子大生のイタコ探偵・水鏡氷華と共に、飛騨の山奥に位置する「蜘蛛屋敷」を訪れた主人公の冒険から始まります。ここでは、長年解決されずにいる女当主の密室殺人事件が絡んできており、二人の名探偵が繰り広げる推理ゲームが展開されています。
新たな推理対決
この作品の魅力は、何と言ってもその二転三転するストーリー展開です。主人公たちは、高額な賞金に惹かれ、怪しげな便利屋・樋山さんと共に事件解決に挑みます。彼らは果たしてどのようにして事件の真相に迫るのか、そして明らかになる哀しい真実とは何なのか。物語はまさに、推理バトルの壮絶さを物語っています。
トラベルミステリーの楽しさ
本書は、元カノの実家を訪問するという背景が加わることで、読者を更に引き込む要素を持っているのが特長です。このトラベルミステリーの設定は、単なるサスペンス以上の面白さを提供してくれます。山奥の神秘的な雰囲気と、冷たい雪の中で繰り広げられる推理対決が絶妙に絡み合っています。
イラストと著者紹介
また、本書にはイラストが豊富に盛り込まれており、作品の雰囲気を一層引き立てています。このイラストは、人気イラストレーターの遠田志帆氏によって描かれており、キャラクターの魅力を巧みに引き出しています。
著者の大神晃は、1994年に奈良県に生まれました。デビュー作『天狗屋敷の殺人』が新潮ミステリー大賞の最終候補となり、その後の活躍が期待されています。本書『蜘蛛屋敷の殺人』は、彼のさらなる成長を示す作品といえるでしょう。
まとめ
この『蜘蛛屋敷の殺人』は、ミステリーの新たな潮流を感じさせる一書であり、話題性の高い作品として、リリース即重版となった実績があります。小説の魅力を存分に味わいたい方は、ぜひ手に取ってみてください。あなたも大神晃の世界に迷い込んでみてはいかがでしょうか。
発売日は2025年8月28日。価格は税込781円で、新潮文庫nexから刊行されています。詳細は
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