FFSAの推奨事業がスタート!
日本の食品産業を革新するための一歩が踏み出されました。2021年4月1日から、一社)食の未来システム創造協議会(FFSA)は、「FFSA推奨事業」を開始します。この取り組みは、施設を利用した第一次産業やスマートフードチェーンに関連する日本の製品や技術を、FFSAが設定した基準に基づいて推奨品として選定するものです。
推奨事業の目的
FFSA推奨事業の目指すところは、以下の三つです。
1.
設備や検査機器の高度化
2.
商品の多面的な価値向上
3.
日本国内外での推奨品販売促進
これにより、付加価値の高い「食」を世界に提供し、特にアジア地域での食生活の向上を図ることを目的としています。
募集要項と選定方法
2021年度の推奨品募集は、特定の分野に加えて、植物工場に使用される人工光育苗設備や環境制御装置、衛生検査機器、また種苗や海面魚類の養殖システムなどが対象となっています。
選考は、提出された書類を基にFFSAが配置する選定委員によって、厳正に行われます。委員には、著名な大学の教授が名を連ねており、高い専門知識と経験をもとに審査が行われます。
委員長の古在豊樹氏(千葉大学名誉教授)をはじめとする各委員が責任を持って選考にあたります。
推奨品の特典
選定された推奨品にはFFSAの推奨マークが付与されます。このマークは「安全・安心、高品質の証明」として、特に国際市場において製品の認知度や信頼性を向上させ、適正価格の維持や顧客価値の創出に寄与します。
FFSAのビジョン
FFSAは、日本の食材や関連サービスの高付加価値化を推進し、さらには日本国内外での安心・安全なスマートフードチェーンの構築に貢献することを目指しています。この取り組みによって、日本の食関連産業の事業拡大や収益性の向上を実現し、ひいては世界の食生活を向上させることが求められています。
さらに詳しい情報と問い合わせ
FFSAに関する詳細やお問い合わせは、公式ウェブサイト(
FFSA公式ページ)で確認できます。業務執行理事の佐藤嘉記が対応し、直接の連絡も受け付けています。電話番号は050-3139-2177です。
FFSAの推奨事業が、これからの食品産業にどのような影響をもたらすのか、期待が高まります。推奨品の発表を楽しみに待ちましょう。