関西エアポート、LTSの支援で新シェアードサービスセンターが始動

関西エアポートシェアードサービスセンターの稼働

2023年7月1日、関西エアポート株式会社（以下、KAP）は新たなシェアードサービスセンターの稼働を開始しました。このセンターは株式会社エル・ティー・エス（以下、LTS）の伴走支援により設立され、KAPによる業務変革と空港のデジタルトランスフォーメーション（DX）をさらに推進する役割を担います。

LTSとKAPの取り組み

LTSは、KAPの空港業務をサポートするため、2024年4月よりシェアードサービスに関するプロジェクトをスタートしました。これにより、業務アセスメントやプロセスの見直しを通じて、KAPを含むグループ8社の総務、人事、法務、広報などの定型業務を集約する取り組みが進められています。

新設されたシェアードサービスセンターは、効率的な業務処理を行い、コスト削減と品質向上を目指します。この取り組みは、空港利用者に対してより良い体験を提供するための基盤となります。

DX推進による利便性の向上

KAPは、デジタル技術を活用した業務改善に積極的に取り組んでおり、顧客とビジネスの両面でのDXを進めています。LTSはその伴走者として、業務変革のナレッジをKAPに定着させ、デジタル時代に適応した企業価値の向上を図ります。

KAPの取り組みは、グループ内の様々なビジネス領域で広がっており、空港業務のDXを推進する重要なステップです。KAPの社長、山谷佳之氏は、「これまでの成長をさらに加速させるために、テクノロジーを駆使して業務を革新していく」とコメントしています。

シェアードサービスセンターの意義

シェアードサービスセンターの設立は、KAPが目指す効率化とコスト削減、さらには品質向上といった目標を実現するための大きな一歩です。これにより、各部門がより専門的な領域に集中し、全体的な業務のスピードと品質の向上をもたらすことが期待されています。

LTSの支援により、KAPは今後も進化し続け、空港利用者への価値提供を強化していくことでしょう。空港DXを通じて、KAPが目指す未来は、より快適で便利な空の旅の実現です。この新たなシェアードサービスセンターは、その鍵を握る重要な施設となるでしょう。