2023年5月から6月にかけて、舞台『午前0時のラジオ局-満月のSAGA-』の続編が上演されることが発表され、多くのファンの期待を集めています。元々は日本の小説からインスパイアされたこの舞台は、2014年に村山仁志によって執筆された作品に基づいています。その内容は深夜ラジオ番組をテーマにした心温まる幽霊ミステリーで、2023年に行われた公演も大盛況でした。
続編では、時間と場所を移し、長崎から佐賀のラジオ局を舞台に進行します。原作の村山仁志による新作『午前0時のラジオSAGA』が佐賀新聞の創刊140周年を記念して連載され、死者と生者とのつながりを描くストーリーの中で新たなキャストが登場します。福田悠太さんが引き続き幽霊ディレクターの蓮池陽一役を演じることになり、大学生・酒谷昇太役に高田翔さん、DJ志望の清水杏慈英凛華役に高柳明音さん、さらに女子アナ志望の花音役には宮﨑香蓮さんが新たにキャスティングされました。
物語の舞台はJR佐賀駅の南口に位置するラジオ局。夜22時には静寂に包まれるこの場所ですが、午後0時を過ぎると不思議なラジオ番組が突然始まります。これが『ミッドナイト☆レディオステーション』であり、幽霊として長崎でラジオ番組を制作していた主人公とDJ志望の女性の交流を通じて、様々な現象が展開します。物語は彼女の恋人を失った大学生との出会いと、彼が新たな友情や愛を見つける旅路を描いています。
俳優たちのコメントも届いており、福田悠太さんは舞台に込める「思い」について触れ、『この世とあの世の思いが繋がる場所は「人」かもしれない』と考えを述べています。高田翔さんは、福田さんと他のキャストの再会を心から楽しみにしており、稽古を待ち望んでいる様子です。この舞台が持つ深いメッセージ性と共に、役者たちの演技力を生かした素晴らしい作品になることが期待されています。
さらに高柳明音さんは、ラジオパーソナリティ役を演じることに対し、自身の経験を活かしながら心温まるストーリーを表現したいと語っています。そして、宮﨑香蓮さんも、自身の地元に近い佐賀での公演を心待ちにしており、地域の皆さんとの交流に嬉しさを感じています。
公演は2025年の5月29日から6月10日にかけて東京の博品館劇場で、その後6月13日から15日にかけて佐賀市文化会館で行われる予定です。チケット販売も間近に控えており、ファンにとっては見逃せない情報が続々と発表されています。
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