新たな対話術
2026-04-14 12:33:31

人間の「聴く力」を引き出す新たな対話術が話題に

アクティブリスニングと戦略的対話術



2026年2月13日、株式会社Livelyが主催するトークイベントシリーズ「Active Listening Talks(ALT)」の第1回が東京・新宿で行われました。このイベントには、Forbes JAPAN Web編集長の谷本有香氏がゲストとして招かれ、「傾聴を超えた戦略的対話術」というテーマで約90分間講演が行われました。参加者からは全員が「満足」以上との評価を受けるなど、成功を収めたイベントとなりました。

イベントの概要



Active Listening Talksは、Livelyが毎月開催しているトークイベントで、さまざまな分野で活躍するゲストとともに「聴くこと」の価値と実践を探ることを目的としています。傾聴とは、単に相手の声を聴くだけでなく、その背後にある感情や意図までを受け取るコミュニケーションの技術です。これは、カール・ロジャーズによって提唱されたものであり、ビジネスや教育、医療など幅広い分野での応用が見込まれています。

参加者の心に響いた内容



今回のイベントでは、AIの急速な発展に伴い「人間に聴いてもらうこと」の重要性が再認識されるひとときとなりました。谷本氏は、AIが傾聴に関しては優れた能力を持っていることを認めつつも、人間にしかできない「聴く力」の特異性を引き立てました。特に事前準備が「最大のリスペクト」であるとの谷本氏の言葉は、多くの参加者に感銘を与えました。

事前準備の重要性



谷本氏は、インタビューの際には相手の360度を調査し、ただ情報を得るだけでなく相手に対する深い理解を示すべきだと力説しました。例えば、海外の元首相へのインタビューでは相手との信頼関係を構築するために、人間的なアプローチを大切にしたと言います。「準備とは戦略ではなく、相手を喜ばせたいという思いから来る行動である」と彼女は語り、対話の本質を見つめる重要性を強調しました。

自己認識の重要性



また、対話を深めるためには自己認知が不可欠であるとも述べました。自分自身を理解することは、他者とのコミュニケーションにおいても土台となるという考えを示しました。この自己認識の深掘りは、相手との関係構築において非常に大切な要素とされています。

アフターフォローの技術



対話が終わった後のフォローアップも、重要な対話技術として提案されました。谷本氏は、インタビュー後の軽い会話の場で真実が語られることも多いと述べ、状況を「デザイン」することの重要性を伝えました。具体的には、インタビュー環境の設定など、聞き手がどのように場を整えるかによって結果が変わることがわかります。

愛情の循環をもたらすアクティブリスニング



「愛情の循環」というメッセージで締めくくられた対談。アクティブリスニングは、ただの技術ではなく、深い人間関係を築くための根底にあるものであるとも言えるでしょう。参加者からは「素直な思いで話すことが大切」との意見も寄せられ、傾聴の持つ力を再認識する場となりました。

参加者の反応



参加者からの反響も良好でした。多くの人が「準備とは相手へのリスペクトだ」というメッセージに共感し、心に響いたとの声が寄せられています。一方で「愛情の循環」という言葉が特に印象的だったとの意見もあり、実体験を通じてコミュニケーション技術の重要性を再認識する機会となりました。

アクティブリスニングの社会的需要



現在、対話型AIの普及が進む中で、人間に「聴いてもらう」意義が問い直されています。個人や組織において、聴く力の重要性が高まる一方で、その欠如から生じる課題も顕在化しています。アクティブリスニングは、営業や採用、メンタルヘルス対策など、現代社会が抱える多様な問題を解決するための鍵となり得るのです。

今後の展開



Active Listening Talksは、今後も毎月開催される予定です。次回は、教育評論家の親野智可等氏が登壇する予定であり、異なる分野のゲストを迎えて、聴くことの新たな側面を探求していくとのことです。アクティブリスニングの実践がさらに広がることで、人と人とのコミュニケーションがより豊かになることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Lively
住所
藤沢市藤沢
電話番号

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