新しい時代に求められるビジネスパーソンの形
グローバル市場の変化が加速する中、私たちのビジネススキルにも新たな方向性が求められています。そんな中で注目を集めているのが、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社の創業者、布留川 勝氏が提唱する『ニュー・エリート論 世界基準のビジネスパーソンが鍛える6つの知性』です。この新刊は、2025年12月24日に出版される予定で、今後のビジネスパーソンにとっての必携書として期待されています。
静かな離脱を超えて
現在、多くのビジネスパーソンが「Quiet Quitting(静かな離脱)」という現象を経験しています。これは、組織に対する過度な依存から離れ、自らの足で立って未来を切り拓くための第一歩として、布留川氏はこの現象を捉え直しています。
特に、これまでの「正解」を求める法則とは異なり、個としての自立が求められる時代に突入しました。布留川氏の著作は、環境の変化を脅威ではなく友として捉えるための新たな成長モデルを提示します。それが「アダプティブ・アジリティ(適応的俊敏性)」です。
6つの知性
本書は、これからのビジネスパーソンが身につけるべき6つの知性を紹介しています。それぞれの知性は、以下の通りです。
1.
ビジョナリー・シンキング(Visionary Thinking):未来を描く力
2.
セルフ・エンパワーメント(Self Empowerment):自分を動かす作用
3.
ダイバーシティ・センサー(Diversity Sensor):多様性を受け入れる能力
4.
コミュニケーション・デザイン(Communication Design):相手に共感を呼ぶ対話力
5.
グローバル・イングリッシュ(Global English):障害を乗り越える英語力
6.
デジタル・オープンネス(Digital Openness):AIとの協創力
これらの知性は、ビジネスパーソンが「会社に勤める人」から「自分自身を経営する人」に成長するために不可欠な要素です。特に、AIの進化がもたらす新たな競争環境においては、このアプローチがますます重要になってきます。
出版記念イベントのご案内
2025年の1月27日には、当社代官山オフィスにて出版記念イベントが開催されます。住友生命の執行役員である小田 直人様をお招きし、次世代リーダー育成に関する成功事例を発表いたします。これは、グローバル人材として成長するための貴重な機会です。参加を希望される方は、あらかじめ申し込みが必要です。詳細は
こちら から。
著者の思い
布留川氏の言葉を借りると、現代の日本は、自らの持つ力を十分に発揮できていないという現実があります。正解を過度に求めるあまり、組織に依存し、変化を恐れる風土が根付いているためです。その中で、世界に通用する「ニューエリート」とは、自身を世界基準で捉え、学ぶ姿勢を持ち続け、自らの成長を促す人々のことです。本書は、従来の枠組みを超え、自らをアップデートするための知的なガイドです。自分の能力を再発見し、未来に向かって新たな一歩を踏み出すための指針となるでしょう。
若いビジネスパーソンや新たな道を模索する人々にとって、この本は読んでおくべき一冊です。自分自身の可能性を探求し、新しい時代のビジネスパーソンとして羽ばたくために、今こそ一歩を踏み出す時です。