女性の経済的自立を支援するデジタル人材育成シンポジウム開催
2025年3月7日、衆議院第一議員会館の大会議室にて、女性の経済的自立に向けたデジタル人材育成を議題としたシンポジウムが行われました。参加者は企業や自治体関係者、女性起業家、フリーランス女性など約100人を超え、デジタルスキルの習得を通じた女性の活躍促進について意見を交換しました。
基調講演での強調
基調講演は鈴木準氏(株式会社大和総研常務執行役員、男女共同参画会議議員)が担当し、彼は「女性の経済的自立は日本社会全体の成長に不可欠」と述べ、女性の自立がもたらす社会的な影響についての重要性を示しました。これは参加者にとって、社会における役割を再認識させる力強いメッセージとなりました。
パネルディスカッションの内容
続いて行われたパネルディスカッションでは、「DXと多様な働き方」というテーマのもと、テレワークや時短労働を取り入れた事例が紹介されました。大企業や地方自治体、小規模ビジネスでの成功事例が共有され、柔軟な働き方がどのように実現できるかを考察。また、特に子育てや介護をしながら働くための実際の取り組みについても参加者の熱心な関心を集めました。
閉会のあいさつ
シンポジウムの終わりには、内閣総理大臣補佐官の矢田稚子氏と、公明党代表代行の参議院議員竹谷とし子氏がそれぞれご挨拶をされ、この取り組みが今後の女性の経済的自立の実現に向けた一歩となることを期待されました。
シンポジウムの概要
- - 開催日時:2025年3月7日(金)13:00~16:00
- - 場所:衆議院第一議員会館 大会議室
- - 登壇者:
- 基調講演: 鈴木準氏
- パネルディスカッション: 井東敬子氏、 大寺伸氏、元村光穂氏、月田有香氏
- コメンテーター: 鈴木準氏
- コーディネーター: 萩原なつ子氏
主催団体の紹介
本シンポジウムは、独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)、株式会社MAIA、一般社団法人SuFIAが共同で主催しました。この機会に、特にSuFIAは「すべての人の経済的自立を支援する」というミッションを掲げて、特に女性の働き方の多様性についても注力しています。
一般社団法人SuFIAは、2024年3月8日、国際女性の日に設立され、今後も多様な働き方を選択できる環境の構築を目指し、関与される皆様々と連携しながら活動を続けていく予定です。
このシンポジウムの成果は、女性のエンパワーメントを進める重要な足掛かりとなり、参加者が新たな視点での働き方やスキルの習得に繋がることを期待しています。