レゴとフォーミュラ1、次世代ファンのための新しい冒険を開始する

レゴジャパン株式会社は、世界的に人気のあるF1（フォーミュラ1）と新しいパートナーシップを発表しました。この提携は、両ブランドのファン層を強化し、特に若者へのアプローチを目的としています。2025年のF1シーズンから、このパートナーシップがスタートし、全10チームをテーマにした新しい製品群や、ファンが直接体験できるイベントを計画しています。

F1の人気は近年急速に高まっており、特にEUやアメリカでは8歳から12歳の子どもたちが400万人以上も興味を示しています。また、F1関係のインスタグラムでは、フォロワーの40%が25歳以下というデータも得られています。これを受けて、レゴはファミリー層に向けて、F1の魅力を体感できる新たな機会を提供し、モータースポーツを身近に感じてもらうための取り組みを重視しています。

2025年はFIAフォーミュラワン・ワールド・チャンピオンシップ™の75周年という大きな節目の年です。この年を迎えるにあたって、レゴはボードゲーム感覚でF1の興奮を再現できるアクティビティを通じて、遊びの中でイノベーションやテクノロジー、エンジニアリングについての理解を深めることを目指します。「レゴ®デュプロ」シリーズから始まり、様々な年齢層向けの製品ラインが展開される予定です。これにより、若者やファミリー層のファンがレースの象徴的な瞬間をレゴ®ブロックで再現できるようになります。

レゴグループのチーフ・プロダクト＆マーケティング・オフィサー、ジュリア・ゴールディン氏は、「この新しいパートナーシップによって、レゴの遊び方を通じてモータースポーツの魅力がさらに強化されることを期待しています。レゴが提供するクリエイティビティは、F1の魅力を一層引き立てることでしょう」と語っています。

また、F1のチーフ・コマーシャル・オフィサー、エミリー・プレイザー氏も「レゴは何世代にもわたり多くの子どもたちや大人に創造性を引き出すきっかけを与えてきました。今回の提携によって、F1のメカニズムや技術について更に深掘りし、ファン同士や家族との共有体験を増やすことができると嬉しく思っています」と期待を寄せています。

レゴは1932年にデンマークで設立されて以来、遊びの力を通じて未来の担い手を育成するという使命を貫いています。F1も1950年から続く伝統あるモータースポーツであり、両者のコラボレーションによって、ますます多くのファンに楽しさを提供できることが見込まれています。今後、レゴとF1のコラボレーションがどのような形になるのか、期待が高まります。