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新たな食体験が表参道に登場！

2023年、東京の象徴的なエリア、表参道に「シルクフードラボ」がオープンしました。この店舗は、世界で初めて蚕を専門に扱う昆虫食スタートアップ、エリー株式会社が運営しています。これまで主流だった肉類の代替品として、蚕の栄養価の高い食材を選択し、新たな食文化を築く取り組みが始まります。

昆虫食の新しい時代

近年、人口増加や環境問題が深刻化する中で、持続可能なタンパク質源としての昆虫食が注目を集めています。国連の食糧農業機関も昆虫を推奨し、欧州連合では食用昆虫の取引が2018年に自由化されましたが、日本ではまだ一般的とは言えません。しかし、エリー株式会社はこの風潮に乗り、相応しい美味しさを追求することで、新しい食の可能性を開こうとしています。

シルクフードとは

「シルクフード」とは、約5000年の歴史を持つ絹産業と深く関わりのある蚕を原料とした、高栄養価で持続可能なフードです。この新しいフードラインでは、ハンバーガー、スープ、スナック、ケーキなどを展開予定で、従来の昆虫食とは一線を画す美味しさを追求しています。

特に注目されるのが「シルクバーガー」で、これはエリーの安藤曜磁シェフが手がけた一品。シェフは、味わい深い「コク」と心地よい「甘み」が特徴のこの素材に、可能性を感じています。このバーガーは、食べるごとに再び味わいたくなる「余韻」を大事にしており、新しい食材として急速に広まるだろうと期待されています。

店舗メニューの紹介

「シルクフードラボ」では、次のようなメニューが楽しめます：

• - シルクバーガー：1,100円（セット1,500円）

シルクフードが持つ深いコクと甘みをうまく織り交ぜた、全く新しいハンバーガーです。

• - シルクスナック：600円

香ばしさと深い風味が楽しめる人気の一品です。

• - シルクスープ：650円（パスタ入り）

コクのあるミネストローネは、特におすすめです。

• - シルクシフォンケーキ：500円

ナッツに似た風味がクリームと絶妙に合うデザートです。

持続可能な食の未来に向けて

エリー株式会社は、持続可能な食の未来を目指しており、蚕を新たな素材として食文化に位置付けようと進行中です。大企業や大学との共同開発を通じて、より多くの人々に蚕を利用した食品を知ってもらうことが期待されています。

まとめ

「シルクフードラボ」は、美味しさとサステナビリティを兼ね備えた新感覚の食体験を提供します。昆虫食に興味がある方も、そうでない方も、ぜひこの機会に表参道を訪れ、新しい味の冒険に挑戦してみてはいかがでしょうか。店舗は毎日11:30から20:00まで営業していますので、お気軽にお立ち寄りください。

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