収納評価認定
2018-07-12 10:00:44
暮らしやすさを評価する『収納評価認定』が新登場!
収納が住まいのクオリティを高める新たな評価制度
近年、住宅の性能や快適性に対する評価基準が多様化していますが、特に“収納”に焦点を当てた新しい取り組みが始まりました。それが、一般社団法人日本収納プランナー協会が提供する『収納評価認定』です。このプログラムは、住宅の収納面から暮らしやすさを評価するものです。
収納評価認定とは?
『収納評価認定』は、住宅の収納に関するデータを分析し、建物の「収納の量」「収納の場所」「収納の形」を統計的に評価する仕組みです。具体的には、計画的に設計された収納方法を導入している戸建て住宅が高く評価されます。これにより、特に主婦の方々にとって日常生活がどれほど効率的になるのかを示す重要な指標となります。住宅購入時には、一般消費者が分かりやすく比較できるようサポートします。
具体的な評価方法
この評価は、特定のツールを使った分析から導き出されます。まず、各住空間における「収納の量」と「収納の場所」のバランスを示すチャートを作成し、持ち物の量やその使い勝手をグラフ化します。このようにして得られた数値は、5段階評価(小数点第1位まで)の形で整理され、各住宅の収納評価認定書が発行されます。これにより、住まいの“暮らしやすさ”を明確に示すことができます。
中古住宅への活用と提携
新築住宅だけでなく、今後は中古住宅の査定にもこの評価が役立つことを目指しています。そのため、マイホームをスマートに管理するアプリ『knot』を運営するSOUSEI株式会社と連携し、包括的な支援を提供する計画を進めています。この提携により、より多くの住宅購入者が情報を得やすくなるでしょう。
初回無償体験の実施
さらに、リリースを記念して先着200社の住宅関連法人に『収納評価認定』を初回無料で提供するキャンペーンを実施します。これにより、自社が手掛ける住宅が日本全体の収納の平均値とどれほどの差があるのかを確認でき、今後の設計の質を向上させる機会を提供します。特に収納に対する不満は常に上位にあるため、この取り組みを通じて多くの主婦の悩みを解消することを目指しています。
団体と企業の概要
持続的な快適な住空間づくりに励む一般社団法人日本収納プランナー協会は、2009年に設立され、教育講座の開催や資格試験の実施を通じて、収納のプロフェッショナルを育成しています。また、株式会社収納計画は、収納に特化したコンサルティングを手掛け、企業向けの収納プランニングを提供しています。
このように、住宅の収納に対する新たな視点が生まれ、今後の住環境にポジティブな変化をもたらすことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社収納計画
- 住所
- 東京都目黒区平町1-27-11ミヤビル402
- 電話番号
-
03-3718-1896