日本ガストロノミー学会
2022-05-16 14:55:30
異文化交流と持続可能性を追求する日本ガストロノミー学会・山田氏が勲章受章
日本ガストロノミー学会の新たな歴史的瞬間
この度、日本ガストロノミー学会の設立代表である山田早輝子氏が、スペイン国王フェルナンド7世より「イサベル・ラ・カトリカ勲章のエンコミエンダ章」を授与された。この栄誉は、山田氏が持続可能性に基づいた活動を重ね、食文化の発展に貢献してきた結果となり、11年間の努力が評価された形での受賞である。
国際ガストロノミー学会の役割
国際ガストロノミー学会は1983年に設立され、世界中の食文化を保護しつつその発展を推進することを目的としている。日本を含む21カ国が参加し、文化と料理の関係について深く考察し、国際的な調査・研究を行っている。さらに、食に関する政策提言を公的機関や民間団体に行う重要な役割を果たしている。
山田氏の寄与
山田氏は、2011年にアジア初の日本ガストロノミー学会を設立し、その後の活動を通じて多くの非営利団体や企業に関与。彼女のリーダーシップの下、学会は食文化の重要性を広め、国際的な交流を促進するための基盤を築いてきた。この勲章受賞に際し、山田氏は「これまで支えてくださった皆様に感謝申し上げます」と述べ、今後も努めていく姿勢を示した。
イサベル女王勲章の意義
イサベル女王勲章は1815年に設立され、スペイン国王が授与する名誉ある勲章である。この勲章は、磨かれた美徳を持ち、スペインの繁栄に寄与した者に贈られる。山田氏の受賞は、国際的な食文化交流や持続可能性に対する重要な貢献を評価された結果であり、彼女の業績は今後の活動にも大きな影響を与えることだろう。
日本ガストロノミー学会の今後
日本ガストロノミー学会は、設立以来、国際的な舞台で日本食の伝統と革新を保持し、普及を図ることを目指してきた。近年、国際的な食文化の維持・発展が求められる中、同学会の果たす役割はますます重要になっている。山田氏の指導の下、今後もさまざまな取り組みが行われることが期待される。
山田早輝子氏のプロフィール
山田氏は、聖心女子学院で学び、その後聖心女子大学を卒業。住友商事での経験を経て、2000年からはアメリカ、イギリス、シンガポールに長期滞在。様々な団体で重要な役職を歴任し、特に持続可能性に重きを置いた慈善活動にも精力的に取り組んでいる。さらに、多数の映画関連プロジェクトにも関与し、その多才さが際立つ。現在、山田氏は国際ガストロノミー学会におけるアジア初の学会としての役割を担い、食文化の発展に向けた重要な使命を果たしている。
このように、山田早輝子氏の活動が認められたことは、日本の食文化を国際的に広める大きな一歩であり、今後のさらなる広がりが期待されている。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本ガストロノミー学会
- 住所
- 東京都港区赤坂一丁目14-11-801
- 電話番号
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