株式会社かんざし、JRシステムとの提携で旅行業界のデジタル化を加速

株式会社かんざし、JRシステムとの新たな提携

株式会社かんざし（本社：東京都千代田区）は、自社のグループ企業であるエヌズ・エンタープライズが、JRグループの鉄道情報システム株式会社（以下「JRシステム」）と宿泊施設向けシステム「らく通with」の接続契約を結んだことを発表しました。この提携により、かんざしが提供するニーズツアーおよびエアトリ国内ツアーが、新たに「共通販売機能」を活用していくことになります。

「共通販売機能」とは？

「共通販売機能」に登録された部屋やプランは、エヌズを通じてニーズツアーやエアトリ国内ツアーで販売可能になります。これにより、宿泊施設における予約の通知受信や在庫管理は一元化され、オンラインでの効率的なマネジメントが実現します。旅行業者としての業務効率が向上し、利用者は手軽に旅行商品を選べるようになるでしょう。

旅行商品がさらに便利に

このシステムの導入により、かんざし側でも仕入れから販売にかかる工数が大幅に削減されます。これにより、旅行者のニーズを迅速に反映させたプラン作成が可能となり、特に今後の夏シーズンに向けての旅行商品が豊富に提供されることが期待されます。全国の宿泊施設が組み込まれた多彩な選択肢が旅行者に新たな価値を提供します。

らく通withについて

宿泊施設向けの「らく通with」は、宿泊予約サイトや旅行会社、フロント業務のシステムと相互接続し、価格や在庫管理を効率的に行える強力なツールです。このシステムは、宿泊業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、業務の効率化を図ります。

今後の方向性

かんざしは、引き続きお客様のニーズに寄り添いながら、さまざまな課題を解決するためのサービス開発を進める予定です。今回の提携により、国内旅行の利便性向上が期待されるだけでなく、地域経済への貢献にもつながるとしています。また、旅行のプランニングや予約過程のデジタル化を進めることで、旅行者にとってよりスムーズな体験提供が可能となるでしょう。