インヴェンティットの新しいMDMソリューション「mobiconnect」
インヴェンティット株式会社が最新バージョンのMDM(モバイルデバイス管理)ソリューション「mobiconnect」Ver.31.21.0を2025年12月7日にリリースしました。このバージョンでは、特に端末の紛失時における初動対応が大きく強化されています。具体的には、紛失モードが有効化されると同時に、位置情報が自動で取得される新機能が追加されました。
端末紛失時の対応が重要な理由
昨今、GIGAスクール構想により、全国の児童生徒が1人1台の端末を持つ時代が到来しました。このため、企業での業務用端末利用も相まって、端末紛失のリスクが以前に比べて大きく増しています。万が一、端末を紛失してしまった場合、情報漏えいや不正利用を防ぐためには、迅速かつ確実な初動対応が肝要です。
文部科学省が発表した「教育情報セキュリティポリシーハンドブック」でも、紛失や盗難などのインシデントに直面した際は、MDMを利用した遠隔ロックやデータ消去が推奨されています。学校における情報セキュリティの強化には、端末やデータ管理の適切な体制が不可欠となっています。
紛失時の課題と新機能の強み
特に児童生徒の持ち帰り利用が一般化する中で、紛失リスクは学校内外で高まっています。この背景では、端末そのものの保全や回収が重要になり、所在確認の迅速な実施が求められます。これまでにも、紛失に直面した際に必要な手順が複数存在することで、位置情報の取得が後回しにされてしまうケースや、確認に時間がかかり、管理者の負担となることがありました。
このような状況を踏まえ、インヴェンティットは新機能を導入しました。Ver.31.21.0では、紛失モードが成功裏に設定されると、位置情報取得ジョブが自動で登録されます。これにより、紛失モードの適用と位置情報の取得を別々に行う必要がなく、緊急時でも確実に位置情報を得ることが可能になります。取得された位置情報は端末情報画面にリンクされ、管理者は即座に所在確認が行えるようになります。
利用者への情報提供強化
さらに、ログイン画面に新たなポップアップ機能を追加しました。これにより、利用者が必要なサポート情報や案内を受け取りやすくなり、より快適な利用経験が提供されることを目指しています。
「mobiconnect」は、教育機関や企業のニーズに応じた端末の安全で効率的な運用をサポートし、情報セキュリティの強化に貢献するサービスです。今後もユーザーの現場での課題解決に寄与し続けることを約束します。
ウェビナー開催のご案内
新機能や改善点について詳しく知りたい方は、2025年12月18日(木)に開催されるウェビナーに参加することをお勧めします。アーカイブ配信も予定されていますので、参加できない方もぜひご確認ください。
mobiconnectの概要と最新情報
「mobiconnect」は、インヴェンティットが提供する法人・教育機関向けのモバイルデバイス管理サービスです。スマホやタブレット、PCなどのデバイスを遠隔で管理できるだけでなく、紛失時には位置情報の取得、ロック、データ消去が可能です。このサービスは管理コストを抑え、効率的なデバイス運用を実現します。
教育現場では「mobiconnect for Education」として位置づけられ、信頼と安全を提供し続けています。一方、様々な業界においては「mobiconnect for Business」として顧客満足とセキュリティを保証しています。国産MDMならではのサポート体制で、デバイス導入・運用のノウハウを持ったスタッフがしっかりサポートします。
会社概要
インヴェンティット株式会社は、リモート管理技術を核にしたソリューションベンダーです。MDMサービスに加え、美術館向けの入場管理サービス「ART PASS」など、IoT関連のサービス事業も展開しています。「人と機械がつながる優しさあふれる世界を目指して」が企業のビジョンです。
- - 社名:インヴェンティット株式会社
- - 設立:2007年6月12日
- - 資本金:1億円
- - 代表者:鈴木 敦仁
- - 本社所在地:東京都新宿区西新宿六丁目3番1号新宿アイランドウイング5階
- - URL:インヴェンティット公式サイト
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