Third Intelligenceが新たな資金調達ラウンドを実施
AI研究開発を手がける株式会社Third Intelligenceは、2026年1月29日に三井住友信託銀行と静岡キャピタルが引受先になる20億円の第三者割当増資を実施しました。この資金調達により、Third Intelligenceは初の資金調達ラウンドで合計100億円を確保しました。この資金を活用して、独自に学ぶ能力を持つ「遍在型AGI(汎用人工知能)」の開発を加速させ、また世界水準の研究環境を整備することに注力します。
資金調達の背景
Third Intelligenceが目指すAGIとは、人間が実行できる知的作業を理解し、学習そして実行できる高度な人工知能のことです。現在、米中を中心としたビッグテック企業による研究開発が進められていますが、AGIの実現には多くの課題が残されています。Third Intelligenceは、新たなアルゴリズムの開発とともに、フロンティアモデルの限界を超える「遍在型AGI」の社会実装を目指しています。これにより、人々の生活やビジネスに革新をもたらすことを期待しています。
資金の使途
今回調達した資金の主な使用目的は、「遍在型AGI」の確立と製品開発のための人材投資の加速です。一般にAIの性能は「アルゴリズム・データ・計算資源」に比例すると言われていますが、Third IntelligenceのAGIは、独自のアルゴリズムを使って運用後も柔軟に学習し、特定のユーザーや目的に最適化されていく特長があります。この手法により、初期段階で大量のデータや計算リソースに依存せずに、実稼働を通じて得た利用者固有のデータを元に効率的に学習していくことが可能になります。
人材への重点投資
Third Intelligenceでは、アルゴリズムの開発から基盤モデルの実用化に至るプロセスを担う人材の確保を最も重要なテーマと位置づけています。優秀な研究者の集結や報酬制度、計算環境の強化を通じて、図るべき成果を出す環境が整備されています。
1.
ともに働く人材の確保: 松尾研究所やビッグテック出身者といった優秀な人材を集めて、AIの研究開発を推進しています。日本国内でもトップクラスの専門知識と実践的なノウハウを蓄積し、競争力を維持しています。
2.
グローバル競争力を持つ報酬制度: 適切な報酬体系を整備し、国内外の優秀な人材が活躍できる環境を提供します。
3.
計算資源の強化: 独自モデルの学習に必要なGPU資源の投資も進めており、研究・開発をバックアップします。
引受先からのコメント
三井住友トラストグループの米山学朋氏は、Third Intelligenceが挑戦する「遍在型AGI」の潜在能力に強い魅力を感じ、大きな期待を寄せています。新しいAIが社会を変えていくというビジョンに共鳴しているそうです。一方、静岡キャピタルの茂野惠介氏は、企業の課題に加え、個人の生活の質を高める可能性に着目し、地域社会との連携を深める意義を強調しました。
採用情報
Third Intelligenceではさまざまな職種で新たなメンバーを募集しています。最先端のAI開発に関わる機会が豊富で、フルフレックスタイム制を導入し、専門的な技術を深く掘り下げる環境が整っています。AGIの実現を目指し、新しい挑戦を楽しみたい方の応募をお待ちしています。
公式サイト:
Third Intelligence
会社概要
- - 社名: 株式会社Third Intelligence
- - 所在地: 東京都千代田区神田小川町1-4 WORK VILLA MYJ kanda 11階
- - 設立: 2025年3月27日
- - 資本金: 4,510百万円
- - 事業内容: 人工知能の研究開発
- - URL: Third Intelligence