国際防災交流プログラムが実現した日本とタイの学生の絆
2026年1月7日、東京都港区にある尾西食品株式会社にて、タイの名門・チュラーロンコーン大学と東京科学大学の学生たちを招いた国際防災交流プログラムが開催されました。このプログラムは、アルファ米を通じた防災意識の向上を目指し、食文化の相互理解を深めることを目的としています。この貴重な機会には、両国の大学生、中高生研究者、そして教職員が参加し、充実した内容となりました。
プログラムの概要
プログラムは、オープニングから始まり、企業紹介や中高生のプレゼンテーション、多文化対応の非常食調理体験、そして最後に国際防災ディスカッションが行われました。特に、尾西食品の企業理念である「おいしさと笑顔をストックする」を共有することで、参加者たちに日本の非常食に対する理解を促すことができました。
オープニング・企業紹介
このプログラムの冒頭では、尾西食品の経営企画部担当部長、雜部譲氏が、1935年の設立以来の取り組みを紹介しました。日本の非常食メーカーとして、多文化共生の防災を目指し、各国の文化に配慮した商品開発について触れました。特に、部署の中での社員の取り組みや、日本の特殊なアルファ米技術の話は、参加学生たちにとって新たな知識となりました。
中高生の英語プレゼンテーション
プログラムの中で、2024年の研究発表会で最優秀賞を獲得した中高生たちが、自らの研究テーマを英語で発表しました。一つは「避難所生活における健康維持のための意識調査」で、728名の中高生を対象にした調査の成果を基にダイナミックなディスカッションが行われました。もう一つは「災害時に中高生はスマートフォンをどのように使うのか」をテーマにしたもので、91%の学生が家族や友人との連絡のためにスマートフォンを使用する実態が報告されました。各学生のプレゼンテーションに対し、大学生たちが質問し、活発な意見交換が行われました。
多文化対応の非常食調理体験
次に、参加者全員がアルファ米の調理に挑戦する体験が行われました。日本の非常食の手軽さを実感するために、複数種類のアルファ米を実際に調理し、食べてみることができました。試食メニューの中には、通常メニューの五目ごはんに加え、アレルギー対応メニューやハラール認証商品も用意され、参加者からは好評を得ました。特に、タイの学生たちは、ビリヤニの風味に魅了され、食文化の違いによる感想を交わしました。
国際防災ディスカッション
プログラムの最後には、日本とタイそれぞれの災害リスクや防災文化について話し合うディスカッションが行われました。日本は震災や台風などの多様な災害リスクに対し、災害教育が進んでいる一方で、タイは主に洪水のリスクが高いことなどを参加者が共有し、文化の違いを越えた理解を深めました。
今後の展開
尾西食品と東京科学大学は、この国際交流プログラムを契機として、さらなる防災意識の向上と食文化の絆を深めていくことを目指しています。これにより、日本に住む多様な文化背景を持つ人々に、安心して食べられる選択肢を提供することを再認識しました。国際的な視点から防災に取り組むことで、今後も新しい商品開発やサービス向上に繋がるアイデアを得ることができるでしょう。
尾西食品株式会社について
尾西食品は、長期保存食の製造・販売を行っており、今後も「誰ひとり取り残さない食の提供」を理念に、様々な方々に愛されるブランドを目指します。