51.8%が抱える機能面の課題、ワークフローシステムのリプレイス実態調査

ワークフローシステムのリプレイスに関する実態調査

株式会社エイトレッドが、ワークフローシステムを導入しリプレイスを検討している情報システムや総務、DX推進担当者110名に実施した調査結果をお伝えします。この調査は、2024年7月5日から8日まで行われました。

実施概要

調査の中で、現行のワークフローシステムが導入されてから5年以上経過している企業が多数を占めることが明らかになりました。実際に、回答者の中で「5年以上10年未満」という回答が30.9%、また「3年以上5年未満」が27.3%を占めています。つまり、利便性や機能性に対する不満が高まりやすい時期に差し掛かっているわけです。

リプレイスの理由

調査結果によると、51.8%の人々がリプレイスを検討する主な理由は「機能面での課題を実感している」ということです。具体的な課題としては、操作性の悪さや書類の検索、管理の効率性の低さが挙げられています。演算によると、操作性が良くないと感じている人は56.1%に上ります。

導入済みシステムに対する課題

現行システムにおける具体的な困難として、46.4%の回答者が「電子化できない申請書がある」とし、39.1%は「基幹システムや外部システムとの連携が難しい」としています。このような課題を背負い、リプレイスに向けて準備を進められない企業が20.9%に上り、主な理由は「予算や時間がない」および「期待通りのシステムになるか不安」という二点です。

リプレイス先選びのポイント

企業がリプレイス先を選ぶ際に重視する点として「操作の説明やシステムの定着に時間がかからないか」という意見が44.5%を占めています。これは、導入後の使用感や社員の教育が如何に負担になるかを反映していると言えます。また、メンテナンスコストの削減や電子化の進展も重要な要素として挙げられました。

調査からのまとめ

この調査からは、ワークフローシステムに対する企業の期待と現実とのギャップが浮き彫りになりました。導入されたシステムや機能に対する満足度の低下と、それに伴うリプレイス検討の必要性が伺えます。

AgileWorksの紹介

最後に、エイトレッドが提供する大企業向けワークフローシステム「AgileWorks」に触れておきましょう。このシステムは、さまざまな業務フローに対応できる高い柔軟性を持ち、新機能として「Web API」や「スマホアプリ」の導入が進められています。業務の効率化と可視化を実現し、企業のDX推進に貢献することが期待されています。