渋谷の歴史を感じる展示会『渋谷アーカイブ写真展2024』
2024年11月、渋谷ヒカリエにて『渋谷アーカイブ写真展2024』が開催されます。この展示会は、渋谷の街がどのように変わってきたのかを振り返る貴重な機会です。主催はコモンズ・アーカイブ・コレクティブで、1960年代から1980年代にかけて撮影された渋谷・原宿・代官山の写真300点が展示されます。これらの写真は、当時の街の風景や人々の息吹を伝えており、見応えのある内容となっています。
過去の開催も大盛況
前回の「渋谷アーカイブ写真展」は、2023年11月に行われ、わずか7日間で約2,500人が来場しました。様々な世代や外国からの観光客が訪れ、SNSでも多くの反響がありました。そのため、今回のイベントへの期待も高まっています。前回展に参加した皆さんの反響を受けて、展示内容もさらに充実したものになるでしょう。
注目の展示内容
本展では、写真約300点が展示される予定です。これらの写真は、道玄坂にある三代目商店主・大西忠保によって撮影されたもので、約3,000本のフィルムから厳選された約2,000カットの中から選ばれたものです。展示される写真には、当時の渋谷駅周辺の景色や建設中の東急本店、原宿セントラルアパート、同潤会アパートなど、今では見ることのできない風景が収められています。
位置情報を使った新しい展示
特に注目すべきは、各写真がGoogleストリートビューのリンクと結びつけられている点です。これにより、現在の渋谷の風景と比較しながら当時の様子を振り返ることができます。街の変化を実感できる、この新しい展示形式は、多くの来場者にとって新たな発見を提供することでしょう。
開催概要
- - 日時: 2024年11月16日(土)〜24日(日)
- - 時間: 11:00-20:00 *19日(火)は19:30まで、最終日は18:00閉場
- - 会場: 渋谷ヒカリエ 8/COURT(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階)
- - 入場: 無料
このイベントは、渋谷道玄坂商店街振興組合との共催で、賛同企業として東急株式会社、東急不動産株式会社、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントが参加。後援には渋谷区がついています。地域芸術文化活動応援助成を受けたこの展示は、渋谷の文化や歴史を深く知る良い機会となることでしょう。
コモンズ・アーカイブ・コレクティブについて
コモンズ・アーカイブ・コレクティブ(CAC)は、地域の記録や記憶を整理し、再評価することを目的とした団体です。2021年の設立以来、地域の歴史や文化を広めるために活動しており、これまでにも様々な写真展を開催しています。今回の写真展も、彼らの情熱やビジョンが詰まったものとなっているのです。
ぜひ、歴史ある渋谷の風景を感じに、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。貴重な瞬間を心に刻む体験になるはずです。